2013年9月27日金曜日

みずほ銀に業務改善命令 反社会的勢力との取引放置

金融庁は27日、みずほ銀行に対し、暴力団構成員など反社会的勢力との取引を把握しながら2年以上、事実上放置していたとして、業務改善命令を発動した。立ち入り検査の結果、自動車購入者に対する信販会社オリコなどを経由した提携ローンで、230件(2012年秋時点の残高、2億円超)の不正取引が発覚した。事後対応の不備も重なり行政処分につながった。
 金融庁が反社会的勢力との取引に関連して、大手行に行政処分を出したのは07年の三菱東京UFJ銀行以来。金融庁はみずほ銀に対し、経営責任の明確化、法令順守の強化、再発防止策を盛り込んだ改善計画を10月28日までに提出するよう命じた。
 不正取引の舞台となった提携ローンは自動車ディーラーを窓口にして、車を買った顧客に対し、信販会社が審査・保証し、銀行が融資する仕組み。信販会社がまず審査するため、銀行のチェックが甘くなった可能性がある。提携ローンは他行も手掛けており、金融庁は定期的な検査で点検するほか、残高が多い銀行には集中的に聞き取り調査を実施する。
 行政処分に至ったのは事後処理の不備も大きい。多数の反社会的勢力との取引があるとの情報は担当役員止まりとなっており、頭取をはじめ、ほかの経営陣には届いていなかった。さらに2年以上の長期にわたり、抜本的な取引の防止や解消策を講じていなかったことが問題視された。
 230件に上る不正取引の多さにも問題点はある。ただ金融庁幹部は「好ましくないが、仕方がない」と話している。
日本経済新聞(2013/9/27 19:24
                                                                                      

筆者考:


 株式会社みずほ銀行 略称 MHBK


 
本社所在地  100-821 東京都千代田区丸の内一丁目3番3号
設立 設立   1923年(大正12年)5月7日
営業開始は2013年(平成25年7月1日)、新・みずほ銀行とし
業種      銀行業
金融機関コード 0001
代表者 代表取締役頭取:佐藤康博
資本金 1兆4,040億円(2013年7月1日現在)
売上高 単体1兆1,294億2,700万円(経常収益、2010年3月期)
営業利益 単体888億7,500万円:
        連結458億3,100万円(経常利益、2010年3月期)
        純利益 単体960億0,400万円:
        連結557億1,400万円(2010年3月期)
純資産 単体1兆5,968億2,300万円:
        連結2兆0,366億4,200万円(2010年3月末)
総資産 単体71兆5,375億6,500万円:
        連結72兆8,388億9,500万円(2010年3月末)
従業員数 単体1万8,943人、連結2万8,344人(2010年3月末)





概要

2011年(平成23年)に発生した東日本大震災の義援金に関連するシステムトラブルを受け、同年5月、2013年(平成25年)春をめどにみずほコーポレート銀行と合併することが発表された。将来的には、みずほ信託銀行を含めた3行の勘定系システムを統一システムとする方向である。


設立の経緯




2002年(平成14年)、当時みずほフィナンシャルグループ傘下であった第一勧業銀行富士銀行日本興業銀行分割合併により誕生した。
行名のみずほ(瑞穂とは、「みずみずしい稲の穂」の意とされ、「瑞穂国」(葦原千五百秋瑞穂国)は、日本書紀に登場した日本の美称でもある。日本を代表する銀行を目指すとのことで、この商号とされた。ウイキペディア出典


商号のみずほ(瑞穂=みずみずしい稲の穂)には全くそぐわない組織、体質であり、経営姿勢も「諸悪の根源は銀行!」と言われても反論の余地が無いほどの反社会的な体質を有する「みずほ銀行」である。

今回の暴力団構成員など反社会的勢力との取引を把握しながら2年以上、事実上放置していた事で金融庁から業務改善命令が下された以前にも組織暴力団との黒い関係の不祥事を起こした過去がある。不祥事件と言うよりは犯罪!と言った方が適切です。


みずほ銀行の組織暴力団とのどす黒い過去!:


みずほ銀行が取材者に暴力団組長をさしむけた!】・・・

みずほ銀行の行員・及川幹夫が不正融資を大規模に行っている疑惑があること、これは都内の地上げ案件のスポンサーといわれる本間美邦という税理士が絡んでいること、それに対しある報道者が質問状を送ったこと、結果、その報道者が「みずほ銀行の現役行員から差し向けられた、現役の広域暴力団組長によって呼び出しを受け恫喝された」
http://keiten.info/paper/2410/001.htm 引用

✦【暴力団系企業に顧客情報/みずほ銀行員を逮捕 (2006/02/08)】・・・

指定暴力団住吉会系の関連会社に、管理していた顧客情報を譲り渡したとして、警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は8日、業務上横領容疑でさいたま市緑区三室、みずほ銀行業務監査部調査役高橋芳一容疑者(51)を逮捕した。
同隊などによると、高橋容疑者が持ち出した情報は個人630人分と法人638社分に上り、名前や住所、口座番号などの情報が含まれていたという。
調べでは、高橋容疑者は同銀行新宿西口支店お客さまサービス2課長だった昨年2月から3月ごろ、同支店のコンピューター端末を使って顧客情報を印字出力し、東京都新宿区の暴力団関連会社に渡した疑い。
この会社の役員門松学被告(39)らは、偽造クレジットカードで家電製品をだまし取ったとして、盗品等有償譲り受け容疑などで逮捕、起訴されて公判中。
http://gijutsu.exblog.jp/3260621 引用

この通り、みずほ銀行と暴力団の関係は長年続いており!、・・・・金融庁も「みずほ銀行」の経営体質が一向に改善されないないのに業を煮やして今回の措置を取らざるを得なかったのでしょう。

組織暴力団と関係で起こした不祥事件も然る事ながら!、・・・・行員の顧客に対する詐欺、不適切な商行為の不祥事件は「浜の真砂!」の数ほどある。
これが社会的に重要な位置を占め、公共性を備えるべきの銀行とはとても思えません。

一昔前に銀行が(無制限の不動産、株への貸付)バブルを煽り日本経済をめちゃ、めちゃに!して、挙句の果ては バブル・バースト(泡の崩壊!)で金融不安が惹起されて殆どの銀行が破綻の憂き目となった。
 破綻した金融機関救済で血税をジャブ、ジャブ!湯水の如く投入した結果!、・・・辛うじて金融業界は再編成を断行して辛うじて崩壊は免れた。

謙虚に経営姿勢を改めて公共性を重視して業務(商取引)に励むべきが!、・・・喉もと過ぎれば熱さ忘れる!でまたぞろ出てきた、反社会的な業務が顕著になって来た「みずほ銀行」に未来はあるのか?。

「みずほ銀行」と一向に自虐思考から脱却できぬ日本国とが二重写しとなって、筆者の目に映るは妄想か!。


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