2024年2月7日水曜日

日本の新たな社会不安‼⇔コロナパンデミックが助長した社会の老化現象❗・・・

人口減少日本で何が起こるのか?
★ 意外な事に、多くの人がこの問題について、
  本当の意味で理解していない!・・・
★ そして、どう変わればいいのか、
    明確な答えを持っていない!・・・


100万部突破の『未来の年表』シリーズの『未来のドリル』は、コロナ禍が加速させた日本の少子化の実態をありありと描き出している。

日本の『社会の老化』は!〜、
        こんなにも進んでいた‼…

本書は2021年に上梓された本であり、
     以下に示されているデータは当時のものです。

■【高齢者の『パック旅行費』は
       前年より約95.6%減】:

高齢者の消費マインドの回復が若い世代より遅い事!〜、
 政府の緊急事態宣言が初めて発出された2020年4月前後を
  比べてみると、より鮮明に浮かび上がってくる!・・・

新型コロナウイルス感染症の実態がほとんど解明されておらず、…『死に至る未知の病』といったイメージが先行して、
  高齢者の『過剰な警戒心‼』が顕著に表れた時期である。
      これを同年8月と比較してみる。
 同月には『三密回避』といった感染防止策が定着し、日本社会が少し落ち着きを取り戻していた時期であるからだ。マスクや手指消毒用のアルコールの品薄も解消されてきていた。

 ● 同年4月時点の65歳以上の消費支出を調べてみると、…
  21万7751円で、前年同月と比べて12.7%減っていた。
     実額にして3万1563円の減少である。

 ● 
高齢者をさらに細かく分類すると!、…
65~74歳は12.7%減の23万5550円(前年同月比3万4360円減)、
75歳以上は13.5%減の19万3366円(同3万248円減)であった。

 ● 一方、8月の65歳以上の消費支出は!、…
 前年同月比8.0%減の23万9979円(2万943円減)であった。

 ● 65~74歳は9.4%減の25万8388円(2万6756円減)。

 ● 75歳以上は5.2%減の21万8206円(1万1990円減)。

4月よりわずかながら改善は見られたが、65~74歳の“比較的若い高齢者”は1割近いマイナスが続いており、高齢者の消費マインドの冷え込みはすぐには回復しないことが分かる。

とりわけ旅行費や交際のための食事代などで落ち込みが激しく、…
65~74歳の8月の『パック旅行費』は前年同月比で実に95.6%減であった。

これに対して、若い世代の消費支出がどうだったかと言えば、25~34歳は4月には前年同月比9.1%減の落ち込みを記録したが、…
8月には前年同月比で1万5197円多い27万9654円となり、
      むしろプラスに転じている。
      率にすると5.7%の大幅増だ。
緊急事態宣言に伴う外出自粛生活を余儀なくされ、消費支出の反動が大きく表れた事が要因と考察出来る。

高齢者に比較的近い年代である50代の消費支出は25~34歳の若者世代とは異なり、8月も前年同月比7640円減の32万9390円ではあったが、率にすると2.3%の減少にとどまった。
4月の50代は前年同月比7.2%の落ち込みにあったことを考えると、社会が落ち着きを取り戻すのに合わせて、消費意欲の減退は大幅に改善されたと言えよう。このように高齢者の消費の落ち込みが際立っていたのである。

この比較からも分かるのは、感染症への恐怖心によって一度冷え込んでしまった高齢者の消費マインドは!〜、
     簡単には元に戻らないということだ!・・・
高齢者のマインドの冷え込みを意識調査も裏付けている
。ニッセイ基礎研究所が20~60代について、飲食店での食事の頻度を2020年1月と9月を比較する形で調べているが、『コロナ前』に比べて店内での飲食を減らした割合は60代の63.5%がトップで、続く40代(54.7%)、50代(54.0%)などと比べても大きくなった。

一方、『変わらない』と回答した割合は20代が36.8%、30代が32.6%に対し、60代は19.6%にとどまった。
 若い世代より感染を懸念する人の割合が多いことが分かる。

『感染リスクから、国内旅行をしにくくなることに対する不安』についても、60代は55.7%で、旅行をしたくてもできないでいる人が過半数を占めている。
 これは全年齢の49.2%より6.5ポイント高くなっており、20代(43.9%)と比べれば10ポイント以上の開きがある。

飲食店での会食が減ったからといって!〜、
デリバリーサービスに切り替えているわけでもない!・・・
2020年は、感染が拡大するにつれてインターネット通信販売(ネット通販)が急速に普及したが、総務省の『家計消費状況調査』(2020年平均)によると、ネット通販の利用も高齢者は若い世代よりも低調だ。2人以上世帯の全年齢の平均は2万73円だが、65歳以上は1万357円にとどまり、34歳以下(2万4535円)の半分にも満たない。

食事だけでなく、買い物においてもリアル店舗の利用は!〜、
    高年齢層になるほど、減少割合が大きい!・・・

ニッセイ基礎研究所の先の調査では、スーパーマーケットの利用が減った割合は60代が28.5%と全世代の中で一番大きい。
全世代の平均は23.7%、20代は19.4%である。百貨店やショッピングモールについても60代の45.6%が『減少』と答えており、他の世代よりも高かった。

 若い世代については、在宅勤務に伴い自宅での食事回数が増えて、近隣のスーパーマーケットなどに行く機会が増加し、リアル店舗を利用する割合を押し上げたということがあるだろう。
 だが、こうした要素を割り引いても、高年齢層にはリアル店舗へ足を運ぶと感染しかねないと考える人が少なくなかったと推察できる。

 高齢者のネット通販の低調さを見ると、飲食以外の商品購入も若い世代のようにネット通販に置き換わったわけではなく、単に消費の落ち込みが大きかったということだ。

少子高齢社会は、感染症に対して極めて脆弱であると先に指摘したが、それを裏付ける数値だと言えよう。
『社会の老化』は、こうして深刻化していくのである。

❝過剰な警戒心❞による過度な外出自粛は!〜
高齢者の消費マインドをさらに冷え込ませる要因となり得る!・・・年金受給者には『小遣い稼ぎ』として自分のペースで仕事をするといった暮らし方をしている人も少なくないが、感染を恐れて辞めてしまったというケースが相次いでいるのだ。

『年金の足し』にしていた収入がなくなったことで家計を切り詰めざるを得なくなれば、ますます旅行や外食から遠ざかることとなる。


参考文献:

■【コロナ危機は「日本の高齢者」にどんな影響を与えたのか…経済に貢献しなくなっていた実態】:

https://news.livedoor.com/article/detail/25834705/


何だか!暗く暗澹たる気持ちに
   なって仕舞うブログ更新記事!〜、

コロナパンデミック、ワクチン接種!、その後の種々の規制で『日本社会の老化』が助長され、…
少子化!、高齢社会!が齎した新しい社会現象は日本の未来に不吉な暗雲が広がり、重苦しい気持ちに包まれて仕舞う。

然し、言ってみれば、『社会の老化‼』は、まさに現今の日本を一望すれば、これが事実であることが理解できますね!。

日本の高齢層はコロナパンデミックで意気消沈‼…
外出はせず、今でも着用し、可也に恐怖心に襲われているようです。
昨年、5年ぶりで、里帰りした時、以前のように皆で集まらず、同窓会などは出来ず終いでした。
連絡しよう!電話をしても、なにを恐れているのか?、
殆どが電話を取らず、留守番電話か、第三者電話取次サービスに移行し、連絡取れずで、会うのを断念した友人、知人、が余りにも多く、愕然としました。
外出するのが怖いのでしょう。それと電話詐欺が横行しているのも原因なのでしょう。
『社会の老化』ではなくて、… 社会そのものが崩壊へ突き進んでいる!と言わざるを得ません‼・・・



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