2021年11月10日水曜日

反日の権化! ソフトバンクの業績が悪化!7~9月期の連結決算は3979億円の赤字

ソフトバンクG、7~9月最終赤字 自社株買い1兆円

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB0819K0Y1A101C2000000/?n_cid=BMSR2P001_202111081505

                         業績拡大をけん引してきたファンド事業で不透明感が強まっている
 


ソフトバンクグループSBG)が8日発表した2021年7~9月期の連結決算(国際会計基準)は、最終損益が3979億円の赤字だった。傘下のビジョン・ファンドで主に中国の投資先企業の株価が大幅に下落したことが響いた。中国政府はIT企業への規制を強めており、業績拡大をけん引してきたファンド事業で不透明感が強まっている。

四半期の最終損益が赤字になるのは20年1~3月期以来、6四半期ぶり。SBGは投資先企業の価値を四半期ごとに評価し直し、含み損益の増減を業績に反映している。7~9月期のファンド事業の損益は8250億円の赤字だった。


中国政府が7月以降、自国のIT(情報技術)や教育産業への規制を強化した影響が赤字転落の主因だ。ファンド投資先の7~9月の株価下落率は配車アプリ大手の滴滴出行(ディディ)が4割強、オンライン教育サービスの掌門教育(ジャンメン・エデュケーション)は約8割となった。韓国ネット通販大手クーパンの株価下落も響いた。

8日の決算説明会でSBGの孫正義会長兼社長は「真冬の嵐のど真ん中にある」との認識を示した。SBGが直接保有する中国・アリババ集団の株価も3割強下落した。最も重視する指標である、保有株式価値から単体の純有利子負債を差し引いた時価純資産(ネット・アセット・バリュー=NAV)は9月末時点で20兆9000億円と6月末に比べて2割減った。

SBGは17年に運用開始した1号ファンドで、主に米中の有力ユニコーン(企業評価額10億ドル=1100億円以上の未上場企業)に投資した。資金の出し手であるサウジアラビア政府などに対して投資元本の7%を毎年支払わなければならず、新規株式公開(IPO)で早めに資金回収が見込める銘柄を中心に選ぶ必要があったとみられる。

21年4~6月期までは中国の投資先の上場に伴い多額の含み益を計上した半面、7月以降は中国の投資先が一転して足を引っ張った。孫氏は「中国のハイテク株は受難の時期」とも述べた。



中国の投資環境悪化を受け、SBGは主に2つのリスク抑制策に動いている。1つが投資金額の抑制だ。19年に始動した2号ファンドは全額自己資金で運用している。1号ファンドの1件あたりの平均投資額が1000億円強だった半面、2号は1件あたり200億円強にとどまる。

ファンド投資先の国・地域の分散も進めている。9月末時点の時価ベースではアジア・欧州・中南米などが46%を占め、中国は19%だ。足元でも中国企業への投資は継続しているものの、少額にとどめているという。

地域分散の一環で、10月末には国内バイオベンチャーのアキュリスファーマ(神奈川県藤沢市)に投資した。ビジョン・ファンドで初めての日本企業への投資で、2件目も近く公表するという。

米メディアによると、ビジョン・ファンドは幹部人材が流出している。競合のベンチャーキャピタル(VC)と比べて報酬が低いことが理由とされる。孫氏は「入れ替わりは常にある」と述べ、採用を積極化する方針を示した。優秀な人材の流出はファンドの成長も左右するため、SBGの懸念材料となっている。

ソフトバンクグループ(SBG)は8日、最大1兆円の自社株買いを実施すると発表した。中国・アリババ集団など保有株の価値を考慮すれば、足元の株価が大幅に割安であると判断した。

自己株式を除く発行済み株式の14.6%にあたる2億5000万株を上限に実施する。期間は9日から2022年11月8日まで。SBGの自社株買いは20年3月に資産売却と絡めて計2兆5000億円分の取得を発表して以来、2年連続。

SBGによると、1株あたりの時価純資産(NAV)は1万2914円。一方、8日終値は6161円と半分未満だ。あくまでも財務規律を守り、成長に向けた投資機会も考慮しながら実施するといい、1兆円の上限に達しない可能性もあるとも付け加えた。

同日、米S&PグローバルはSBGが自社株買いをすれば「現在の格付けに対する余裕度はやや狭まる」とのコメントを出した。

                                                                                                                                                                                                     


支那経済の後退と共に!〜、
ソフトバンクグループ『SBG』の
     投資ファンドが縮み始めた!・・・

世界最大の投資ファンドを率いる、ウォーレンバフェットを真似して見境もなく、支那や南鮮に投資を積み重ねた来たSGB総帥の孫不正義は、… 今後の支那経済と一連託生となり衰退の一途を辿るのか?。

孫正義氏が会長兼社長として率いるソフトバンクグループ9984.Tは、ハイテク分野の巨大投資マシーンであり、気前よく重ねた借金が潤滑油の役割を果たしている。同社が抱える資産の価値が高まっていた局面では、借り入れによる経営がうまく機能した。しかし、今後は資産価値が下がって、借金が問題になりかねない。

SBGの総資産には!〜、
中国電子商取引最大手アリババBABA.Nの株式や、携帯電話2社、半導体メーカーのArm(アーム)、1000億ドル規模の巨額ファンド『ビジョン・ファンド』が含まれる!・・・
これらの資産価値は、上場株の時価やソフトバンクによる未上場資産の評価を踏まえると2600億ドルに上る。2020年6月末純債務は450億ドルで、この1に収まる。
手元の現金は少なくとも2年間の社債返済資金をカバーしており、キャッシュフローは6月までの1年間の利払い額の2倍を超える。

傘下の携帯電話会社である米スプリントS.Nと日本のソフトバンク9434.Tは!〜
      合計で約9000億ドルを借り入れている!・・・
法的には、両社の債務は返済原資が限定されるノンリコース型なので、ソフトバンクグループは万が一の場合、債権者の追及を免れられるが、… 孫氏がスプリントとすっぱり手を切るとは想像しがたい。
そんなことをすれば、ソフトバンクグループの資産価値の10%強が一気に消滅し、
他の子会社による将来の借り入れがより難しくなる。

孫氏は最近、ソフトバンクグループの資産価値を利用して!〜、
経営難に陥っている共有オフィス「ウィーワーク」を運営する
      米ウィーカンパニーの支援策を打ち出した!・・・
債権者は、資金繰りに窮している出資先企業への救済措置は、いわゆる『偶発債務(将来何らかの形で返済義務が生じる債務)』ではないか?と見做している。

『ビジョン・ファンド』は!〜、
配車サービスの米ウーバー・テクノロジーズUBER.Nなど
    赤字企業の株式を保有している別の重荷も背負っている!・・・
同ファンドの資本のうち約400億ドルは優先株の形になっており、サウジアラビアのパブリック・インベストメント・ファンドといった出資者に年間7%の配当を支払っている。優先株は厳密には債務ではないが、孫氏はソフトバンクグループの株主への利益還元よりも、優先株の配当をきっちりと行わなければならない。

一部投資案件について最大41億ドルを銀行から借り入れることができる契約に調印し、優先株の配当にも活用されており、… その点でも資産価値が急落すれば、事態悪化に拍車が掛かる。

最後に、孫氏自身の問題がある。ブルームバーグの報道によると、同氏は個人的な借り入れの担保として、保有しているソフトバンク株180億ドル相当の38%を差し入れている。
 ビジョン・ファンドへの投資資金としてソフトバンクの幹部・社員に提供された総額50億ドルの融資の殆も、孫氏向けだ。つまり孫氏とソフトバンクグループはともに、ビジョン・ファンドのパフォーマンスに命運が左右される側面が強まっている。

孫氏が定義する狭義の純債務で判断しても!〜、
ソフトバンクグループの借り入れ負担は、見た目よりも重い!・・・
公式に発表している総資産有利子負債比率(LTV)は、嵩上げされた資産が前提になっている。

株式市場の投資家は適切に、より懐疑的な見方をしており、
ソフトバンクグループの時価総額は、債務を差し引いた後の総資産価値の38%程度に過ぎない。

米国の株式市場は連日最高値を更新し続けている!、
まさに沸きに沸いている。
投資家は青天井で上がり続けてる!と浮かれているが、これはFRBが人為的に金利を抑えており、金利が上がらない以上は株価は高騰し続ける!と楽天的となっているのが要因である。

然し、今後インフレが暴走し始めると!〜、
FRBは好むと好まざるに拘わらず、
  金利を上げるしか方策がないくなる!・・・
金利が上がったら借金漬けになっている企業に赤信号が灯る。
加えて支那経済の後退がSBGの決算に悪影響を及ぼすのは必至となるでしょう。

参考文献:
■【コラム:巨額債務のソフトバンク、資産下落時に逆回転リスク】:


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