2022年8月10日水曜日

亡国第二次岸田内閣が発足!日本を守る気がまったくない顔ぶれのお披露目会!

第2次岸田改造内閣が発足 首相「政策断行にまい進」
日本経済新聞 : 2022年8月10日 配信

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA09B3Q0Z00C22A8000000/?n_cid=BMSR2P001_202208101728


     自民党役員人事を終え、首相官邸に入る岸田首相(10日午前)


第2次岸田改造内閣が10日、発足した。留任や再登板を含む閣僚経験者が半数を占める安定感を重視した布陣とした。岸田文雄首相(自民党総裁)は同日の党の臨時総務会で「心機一転、気持ちを新たに難局突破、政策断行にまい進していきたい」と語った。

「日本は今戦後最大級の難局のさなかにあり政治の空白は一刻も許されない」とも強調した。

自民党は10日午前に臨時総務会を開き新執行部の人事を決めた。麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長と高木毅国会対策委員長を再任した。総務会長に遠藤利明選挙対策委員長、政調会長に萩生田光一経済産業相、選対委員長に森山裕総務会長代行が就いた。

自民党の新体制 (8月10日就任):
副総裁
麻生太郎 (81)
あそう・たろう
副総理、財務相、首相、党幹事長(学習院大=衆(14)福岡8、麻生派)
幹事長
茂木敏充 (66)
もてぎ・としみつ
外相、経財相(米ハーバード大院=衆(10)栃木5、茂木派)
総務会長
遠藤利明 (72)
えんどう・としあき
党選対委員長、五輪相、文科副大臣(中大=衆(9)山形1、無派閥)
政調会長
萩生田光一 (58)
はぎうだ・こういち
経産相、文科相、官房副長官(明大=衆(6)東京24、安倍派)
選対委員長
森山裕 (77)
もりやま・ひろし
党国対委員長、農相(日新高=衆(7)鹿児島4、参(1)、森山派)
(注)敬称略。カッコ内は出身校、当選回数、選挙区、所属派閥の順。(写真は共同)



小渕優子組織運動本部長の再任も決めた。広報本部長には石田真敏氏が就任した。銃撃を受けて死去した安倍晋三元首相の側近だった萩生田氏から、菅義偉前首相や二階俊博元幹事長と近い森山氏までを起用し挙党態勢をつくる。

茂木氏は記者会見で宗教団体の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係をめぐり「引き続き適正に対応していきたい」と述べた。
萩生田氏は「外交、安全保障政策の強化が最大の課題だ」と訴えた。

  臨時総務会でこぶしを合わせる自民党新執行部(10日午前、党本部)
拳を合わせて何をするつもりなのか?、喧嘩も出来ないフニャフニャ!、ヘナヘナ!〜、背筋がない軟体動物の集まりが拳を合わせるなどは片腹痛い!・・・

新型コロナウイルス対応や年内に控える国家安全保障戦略などの改定といった課題を意識し閣僚経験者を起用した。厚生労働相に3回目の登板となる加藤勝信氏、防衛相に2回目の浜田靖一氏が就いた。

デジタル相に河野太郎党広報本部長、経済安保相に高市早苗党政調会長をそれぞれ充てた。健康状態を考慮して交代させた岸信夫防衛相は国家安保担当の首相補佐官になった。

松野博一官房長官や鈴木俊一財務相、林芳正外相ら5人が留任した。各派閥の意向を尊重して「入閣待機組」を中心に人選し、初入閣は9人となった。女性は高市氏と永岡桂子氏の2人だ。

旧統一教会との関係を認めた現職閣僚は改造内閣から外れた。松野氏は10日の記者会見で、関係の点検や厳正な見直しについて「方針は改造後の内閣でも引き継ぐ」と話した。

派閥ごとの入閣者数は最大派閥の安倍派と第3派閥の麻生派が最多の4人。茂木派と岸田派が3人、二階派は2人で、各派閥にポストを割り振る派閥均衡型の色が濃い。

首相は新閣僚の発表に先立ち、臨時閣議で閣僚の辞表をとりまとめた。この後、公明党の山口那津男代表との党首会談に臨んだ。首相官邸に組閣本部を設けて新閣僚を呼び込み、松野氏が閣僚名簿を発表した。首相は10日午後に記者会見をする。

第2次岸田改造内閣 (敬称略):
総 理
岸田文雄 (65)
きしだ・ふみお
党政調会長、外相、党国対委員長(早大=衆(10)広島1、岸田派)
総 務(初入閣)
寺田稔 (64)
てらだ・みのる
首相補佐官、総務副大臣(東大=衆(6)広島5、岸田派)
法 務(初入閣)
葉梨康弘 (62)
はなし・やすひろ
農水副大臣、法務副大臣(東大=衆(6)茨城3、岸田派)
外 務(留任)
林芳正 (61)
はやし・よしまさ
文科相、農相(米ハーバード大院=衆(1)山口3、参(5)、岸田派)
財務 金融(留任)
鈴木俊一 (69)
すずき・しゅんいち
党総務会長、五輪相、環境相(早大=衆(10)岩手2、麻生派)
文部科学(初入閣)
永岡桂子 (68)
ながおか・けいこ
文科副大臣、厚労副大臣(学習院大=衆(6)茨城7、麻生派)
厚生労働
加藤勝信 (66)
かとう・かつのぶ
官房長官、厚労相、党総務会長(東大=衆(7)岡山5、茂木派)
農林水産(初入閣)
野村哲郎 (78)
のむら・てつろう
参院決算委員長、農水政務官(ラ・サール高=参(4)鹿児島、茂木派)
経済産業
西村康稔 (59)
にしむら・やすとし
経財相、官房副長官、内閣府副大臣(東大=衆(7)兵庫9、安倍派)
国土交通(留任)
斉藤鉄夫 (70)
さいとう・てつお
党幹事長、環境相、党政調会長(東工大院=衆(10)広島3、公明)
環 境(初入閣)
西村明宏 (62)
にしむら・あきひろ
官房副長官、復興副大臣(早大院=衆(6)宮城3、安倍派)
防 衛
浜田靖一 (66)
はまだ・やすかず
党国対委員長、防衛相(専大=衆(10)千葉12、無派閥)
官房 拉致問題 ワクチン(留任)
松野博一 (59)
まつの・ひろかず
党総務会長代行、文科相、文科副大臣(早大=衆(8)千葉3、安倍派)
デジタル
河野太郎 (59)
こうの・たろう
規制改革相、外相(米ジョージタウン大=衆(9)神奈川15、麻生派)
復興(初入閣)
秋葉賢也 (60)
あきば・けんや
首相補佐官、厚労副大臣(東北大院=衆(7)比例東北、茂木派)
国家公安 防災(初入閣)
谷公一  (70)
たに・こういち
衆院国交委員長、復興副大臣(明大=衆(7)兵庫5、二階派)
少子化 女性活躍(初入閣)
小倉将信 (41)
おぐら・まさのぶ
党青年局長、総務政務官(東大=衆(4)東京23、二階派)
経済財政・再生(留任)
山際大志郎 (53)
やまぎわ・だいしろう
党政調会長代理、経産副大臣(東大院=衆(6)神奈川18、麻生派)
経済安保 科学技術
高市早苗 (61)
たかいち・さなえ
党政調会長、総務相、少子化相(神戸大=衆(9)奈良2、無派閥)
地方創生 沖縄・北方 規制改革(初入閣)
岡田直樹 (60)
おかだ・なおき
党参院国対委員長、官房副長官(東大=参(4)石川、安倍派)
<表の見方>
氏名、年齢、略歴、カッコ内は出身校、当選回数、選挙区、党派(自民党議員は所属派閥)の順。(写真は共同)


閣僚の兼務・担当  財務相=デフレ脱却▽文科相=教育未来創造▽経産相=原子力経済被害、GX実行推進、産業競争力、ロシア経済分野協力、原子力損害賠償・廃炉等支援機構▽国交相=水循環政策、国際園芸博覧会▽環境相=原子力防災▽官房長官=沖縄基地負担軽減▽デジタル相=デジタル改革、消費者及び食品安全、国家公務員制度▽復興相=福島原発事故再生総括▽谷特命相=国土強靱化、領土問題、海洋政策▽小倉特命相=こども政策、共生社会、孤独・孤立対策、男女共同参画▽山際特命相=新しい資本主義、スタートアップ、新型コロナ対策・健康危機管理、全世代型社会保障改革▽高市特命相=知的財産戦略、宇宙政策▽岡田特命相=クールジャパン戦略、アイヌ施策、デジタル田園都市国家構想、国際博覧会、行政改革

官房副長官
・〈政務 衆〉 木原 誠二 (52) 
・〈政務 参〉 磯崎 仁彦 (64) 
・〈事務〉   栗生 俊一 (63)  

法制局長官
・近藤 正春 (66) 


                                          


8月10日、第2次岸田改造内閣が発足!〜、
留任や再登板を含む閣僚経験者が
 半数を占める安定感を重視した布陣とした!・・・

岸田文雄首相(自民党総裁)は
    同日の党の臨時総務会で!〜、
心機一転、気持ちを新たに難局突破、政策断行に
   邁進していきたい!と語った・・・

日本は今戦後最大級の難局のさなかにあり!〜、
政治の空白は一刻も許されない」とも強調した!・・・

安定感を重視!、能力重視とは言わなかった。
尤も現在の自民党の人材は枯渇しており、有能な人材など余り見当たらないのでは、致し方がない!としか言いようがないが。

岸田首相は、心機一転?今迄心機一転で難局を乗り越えた事があるのか?
政策は、米国追従!、特亜への配慮を重ねるだけ政策は、とても、とても政策とは言えない。
政策断行は、対ロシア制裁だけの実績しか無い!。

政治の空白は一刻の許されない!〜、
その空白を創出しているのが、大言壮語している岸田文雄首相では駄洒落にもならならない!。

蛇足!〜、
菅野幹雄のアバター
菅野幹雄日本経済新聞社 上級論説委員/編集委員
ひとこと解説

岸田首相は「心機一転」「難局突破」というものの、内閣改造が大幅に前倒しされた事情を国民は分かっています。閣僚の健康不安、安倍元首相銃撃事件の警備問題、旧統一教会と政治家の関わり……。厳しい世論の視線を受け、参院選勝利後の支持率低下を実感するなかで、なんとか流れを変えたい思惑がにじみます。 手堅さや安定感という要素は、新鮮味や多様性と相反するものであり、今回の改造内閣が既視感の強い顔ぶれになっているのは、ひとつの判断でしょう。首相がそういう選択をしたからには、改造内閣には諸懸案に対してリスクをとり、迅速で着実な仕事をしてもらう必要があります。参院選前に目立った「安全運転」はもう許されません。


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