2023年12月3日日曜日

ロシアはいかにしてミサイルの備蓄を大量に増やし、戦争の冬に備えたのか?


NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は!〜、 
 11月29日、ロシアは冬の間にウクライナの
 インフラへの攻撃を強化する予定であり、この地域で
 使用可能な非常に大規模な対地ミサイルを
      蓄えていると警告した!・・・

ロシアは冬を前に大量のミサイルを備蓄しており、ウクライナの送電網やエネルギーインフラを攻撃し、ウクライナを暗闇と寒さの中に置き去りにしようとする新たな試みが見られる〛、・・・と述べた。

この声明は、欧米諸国がキエフに対し、モスクワが提示した条件での敵対行為の停止を受け入れるよう圧力をかけるという憶測が広がっている中で発表された。

西側諸国では、ウクライナが6月から数カ月にわたってロシア軍陣地に対して行った大規模な攻勢が完全な失敗に終わったことを認めつつあり、また、極度の死傷者の発生、軍需品の不足の深刻化、士気の低下などの兆候が見られることから、紛争におけるロシアの立場はますます有利になっている。

  ロシアのS-400システム用生産施設 - 
      地表対地表の役割にも使用可能

ソビエト連邦の崩壊後、ロシアの国防セクターの生産能力はほとんどすべての分野で大幅に低下したが、地対地および地対空ミサイルシステム産業は最も健全な産業であり、西側諸国と比較すると生産能力は非常に高い。

 ロシア国防省は、非対称的な価値と費用対効果の高さからミサイル・システムの発注を優先させた結果、… サプライ・チェーン全体でこれらの産業の健全性が高まり、その結果、ロシアは主要なミサイル資産の生産量を大幅に増加させることができた。 
 これにより、ウクライナ戦線での軍需支出に対応できただけでなく、ロシア軍は主要ミサイル・システムを使用する部隊の数を拡大することができ、同時にベラルーシやインドなどの顧客への継続的な輸出も容易になった。
 地対地ミサイルシステムにおける広大かつ拡大しつつある優位性は、ロシア軍に前線での大きな優位をもたらす中心的要因であり続けている。

  イスカンデルMシステムからのミサイル発射

イスカンデルMミサイル・システムを例にとると!〜、
  2023年の納入はウクライナ戦争勃発前の
        数倍のペースで行われている!・・・

          セルゲイ・ピチコフ:

このシステムの製造を担当する機械製造設計局の
  セルゲイ・ピチコフ最高経営責任者(CEO)は!〜、
8月の陸軍2023フォーラムで、
    『供給量が数倍に急増した』と述べた!・・・
生産量が5倍になったKh-47M2キンジハル空中発射弾道ミサイルなど、他のシステムの生産量も同様に急増している。

その顕著な例が、イスカンデルMシステムを使った『二重攻撃』の実施である。これは、より多くのミサイルを費やす必要がある一方で、ウクライナの前線部隊の死傷者を大幅に増加させる手段となった。

ウクライナと西側の情報筋は一貫して、ウクライナの防空網はますます危機的状況に陥っており、ロシアのミサイル備蓄がより効果的に生かされるようになっていると警告しているが、2024年後半までにウクライナのインフラを攻撃すれば、主要都市を住民が完全に放棄せざるを得なくなる危険性があると見られている。

ロシアが交渉に先立ち、キエフとその西側支援国への圧力を強めようとする場合、重要なインフラや軍事拠点への攻撃が加速する可能性は依然として大きい。

参考文献:

■【How Russia Massively Expanded

           its Missile Stockpiles Ready for a Winter of War】:

https://militarywatchmagazine.com/article/russia-missile-stockpiles-winter-war

 

西側陣営!〜、
米国を筆頭に、NATO諸国、北欧!オシアナ(オーストラリア、ニュージーランド)などは、ウクライナ画6月から数ヶ月に亘ってロシア軍に対しての大規模な反転攻撃が完全に失敗に終わった事を認めすつつある(認めてている、声明を出さないだけ)。

ウクライナ/行かれたゼレンスキー大統領は、空威張りをすだけで、和平はロシアは奪ったウクライナ領土(クリミヤを含む)を返還せねば和平は成立しない!〛、・・・などの世迷言を喚き散らしている有様で、完膚なきまでの狂人の域に達しつつある状態である。

クリミヤはウクライナの領土ではなく、ウクライ系のフルシチョフ書記長が旧ソで権勢を誇っていた時に、ウクライに譲渡されたものである。
住民もロシア系が60%以上、タタール人が20%、ウクライナ系は僅か10%そこそこの人口構成になっている。
旧ソ崩壊後のドサクサに紛れてウクライが奪ったものです。

東部ウクライナのドネツク州、ルガンスク州は既に住民投票により90%以上が独立を宣言し、ロシアに編入を求め、ロシア議会で承認されている。

ウクライナに返還されたら!〜、
再度、米国から提供された兵器で、悪夢のロシア系住民の大虐殺が再現されるは必定である。
ロシアが返還する訳がない事が子供でも分かることだ!と言わざるを得ません。

NATOのイストルテンベルグ事務総長の懸念!〜
ロシアは冬を前に大量のミサイルを備蓄しており、ウクライナの送電網やエネルギーインフラを攻撃し、ウクライナを暗闇と寒さの中に置き去りにしようとする新たな試みが見られる〛、・・・
それは具現化して、ウクライナの主要各都市は厳冬の中で壊滅状態になる可能性は否定できません。

米国の出方次第で欧州は火達磨!になるか?
来年は大統領選挙、形勢不利なバイデンは、ロシアと事を構え、戦時下の大統領の特典を悪用して、選挙を伸ばすかも知れません。
ロシア/ウクライナ和平だけではなくて、
        欧州の世界の平和は!〜、
全て米国の匙加減!となります!・・・



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