➤ ❝えーっと?❞
➤ ❝あのー?❞
会話の途中でうまく言葉が出てこないのは!〜、
頭の回転力が落ちているから!・・・
これに対して手軽に脳の働きを鍛えられる手段の一つが『早口ことば』です。
『早口ことばは老化した脳にも認知症にも効果的』、⋯と語るのは、脳トレ博士として知られる川島隆太・東北大学教授。どんな背景があるのだろうか?!。
川島教授と早口ことば芸人の大谷健太さんとの共著で、噛むこと間違いなしの『激辛早口ことば』を46本収録した『とっさに言葉が出てこない人のための脳に効く早口ことば スパルタ』(サンマーク出版)より一部抜粋、再構成して川島教授による解説をお届けします。
認知症の原因疾患としては、『アルツハイマー型認知症』が⋯
全体の60~70%を占める。
アルツハイマー型認知症は!〜、
年を取ればとるほど、そして脳を
働かせていないとなりやすいものです!・・・
次に多いのが『脳血管型認知症』!〜、
これは脳出血や脳梗塞の後遺症として起こる認知症です!・・・
原因は異なりますが、どちらも脳の疾患や障害により脳の働きが悪くなり、認知機能が低下していく病気。このうち、早口ことばで認知機能向上の効果が期待できるのは、アルツハイマー型認知症です。
また、皆さんのイメージにもあるでしょうが、『アルツハイマー型認知症』の初期症状として、もっとも多いのが記憶障害(もの忘れ)です。ただし、ここでひとつ知っておいて貰いたい事があります。
《それは、もの忘れは加齢によっても起こるということです》、⋯
その違いは、忘れた記憶が直前のものか、古い記憶なのかによって判断がつきます。
まず、《ついさっき会った人の名前が思い出せない》など直前の記憶がうまく取り入れられないという場合。これはアルツハイマー型認知症のもの忘れを疑わせるものです。一方、《幼馴染の名前が思い出せない》など古い記憶が思い出せない場合は、加齢によるものと判断すればいいでしょう。
また、皆さんのイメージにもあるでしょうが、『アルツハイマー型認知症』の初期症状として、もっとも多いのが記憶障害(もの忘れ)です。ただし、ここでひとつ知っておいて貰いたい事があります。
《それは、もの忘れは加齢によっても起こるということです》、⋯
その違いは、忘れた記憶が直前のものか、古い記憶なのかによって判断がつきます。
まず、《ついさっき会った人の名前が思い出せない》など直前の記憶がうまく取り入れられないという場合。これはアルツハイマー型認知症のもの忘れを疑わせるものです。一方、《幼馴染の名前が思い出せない》など古い記憶が思い出せない場合は、加齢によるものと判断すればいいでしょう。
どちらにせよ早口ことばのすごい処は!〜、
アルツハイマー型認知症と老化による
もの忘れのどちらにも効果が期待できるということです!・・・
『とっさに言葉が出てこない人のための脳に効く早口ことば スパルタ』に掲載されている早口ことばを1つご紹介します。
『とっさに言葉が出てこない人のための脳に効く早口ことば スパルタ』に掲載されている早口ことばを1つご紹介します。
難易度は4段階中2です。
庭のこの罠(にわのこのわな)
ワニの罠なのに(わにのわななのに)
何人も罠に(なんにんもわなに)
脳の機能は、コンピューターによく似ています。
ワニの罠なのに(わにのわななのに)
何人も罠に(なんにんもわなに)
脳の機能は、コンピューターによく似ています。
一般的に優秀なコンピューターは、計算速度が早く、計算のための記憶容量も膨大です。優秀なコンピューターであればあるほど、⋯
素早く、たくさんの情報を計算に用いたり、複数の計算を同時に行うことができます。
『早口ことば』を行うことは!〜、
『早口ことば』を行うことは!〜、
計算速度=頭の回転力を高める強い効果があります!・・・
なお、私達の研究から、アルツハイマー型認知症と診断された方に週5日、短い文章の音読やひらがなの拾い読みを声に出して貰った処、⋯認知機能が向上するという結果が得られました。
なお、私達の研究から、アルツハイマー型認知症と診断された方に週5日、短い文章の音読やひらがなの拾い読みを声に出して貰った処、⋯認知機能が向上するという結果が得られました。
■ 脳は使えば使うほど、若返る!:
アルツハイマー型認知症については!〜、
薬を使っても認知能力の向上には至っていません!・・・
あくまで落ちていく認知機能を緩やかにする効果のみです。
然し、短い文章を声に出して読む事などで、薬以上の効果を発揮するのが判明しました。
『早口ことばを言う』という動作では!〜、
『早口ことばを言う』という動作では!〜、
(1)文字を見て→(2)それを脳で情報処理し→(3)音に変換して口から発し→(4)言った声を自分の耳で受け取り→(5)脳にインプットするといった処理が行われています。この一連の処理が、脳を活性化させているのです。
もう一つ本書に掲載されている早口ことばをご紹介します。
もう一つ本書に掲載されている早口ことばをご紹介します。
難易度は4段階中3です。
タコがタカと闘ったが(たこがたかとたたかったが)
タコが勝ったか(たこがかったか)
タカが勝ったか(たかがかったか)
わからなかった中(わからなかったなか)
歯がガタガタな方が(はががたがたなかたが)
タカが勝ったと(たかがかったと)
片言で語った(かたことでかたった)
タコがタカと闘ったが(たこがたかとたたかったが)
タコが勝ったか(たこがかったか)
タカが勝ったか(たかがかったか)
わからなかった中(わからなかったなか)
歯がガタガタな方が(はががたがたなかたが)
タカが勝ったと(たかがかったと)
片言で語った(かたことでかたった)
とにかくスピード重視で速く読むことが大切です。
うまく言えなくても!〜、
認知症予防や記憶力、滑舌向上に効果があります!・・・
最初は1日1分からでもよいので、早口ことばを毎日の習慣にしてみましょう。脳も体のほかの器官と同じで、使わないと衰えますし、⋯
最初は1日1分からでもよいので、早口ことばを毎日の習慣にしてみましょう。脳も体のほかの器官と同じで、使わないと衰えますし、⋯
毎日トレーニングをすることで基礎力が上がります。
ふだん運動をしていない人が、いきなり高いハードルを越えることはできませんよね? まずは低いハードルから徐々に慣らしていく必要があります。そして、それは脳トレも同じ! まずは自分ができるレベルから挑戦してクリアできたら、次はもう少し高いハードルを用意して飛び越す練習をします。こうして繰り返すことで、より高いハードルを飛び越える力、脳の力がついてきます。
後編『たった1週間で『認知症に効く』すごい脳トレ…子供も大人も脳が活性化する『早口言葉』では、脳を活性化させる早口言葉をさらに紹介します。
ふだん運動をしていない人が、いきなり高いハードルを越えることはできませんよね? まずは低いハードルから徐々に慣らしていく必要があります。そして、それは脳トレも同じ! まずは自分ができるレベルから挑戦してクリアできたら、次はもう少し高いハードルを用意して飛び越す練習をします。こうして繰り返すことで、より高いハードルを飛び越える力、脳の力がついてきます。
後編『たった1週間で『認知症に効く』すごい脳トレ…子供も大人も脳が活性化する『早口言葉』では、脳を活性化させる早口言葉をさらに紹介します。
参考文献:
■【なんと”たった一言”で「認知症に効く」すごい脳トレを発見…
やればやるほど脳が若返る】:
https://news.livedoor.com/article/detail/28015001/
『脳血管型認知症』は血管に異常があるので、早口言葉は何の効果もありません。
然し、老化脳にも、認知症は頭の体操(早口言葉)が効果がある事は確かです。
ブログ主は、『早口言葉』ではありませんが、60の手習いで、頭の体操を兼ねてPCでネットの世界に飛び込びんでから20数年、脳細胞の老化は止めること出来ませんが、記憶力の減退速度を抑える事はできました。
あの世に旅立つまで、頭の体操は続けるつもりです。
なお、後編は後日ブログに取り上げます。
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