2025年2月12日水曜日

❝復旧まで3年!❞ 専門家の発言に住民は驚愕!…トラック運転手救出は断念‼️



1月28日に埼玉県・八潮市の県道で発生した、
下水道管の破損が原因と見られる陥没事故は発生から2週間になる。



陥没場所に落ちたトラック運転手の救出が難航するなか!〜、
地元消防は2月9日《陥没穴での捜索活動断念》を発表!・・・
事態は転機を迎えている。

《下水道管は直径約5メートルです。陥没場所から100~200メートルほど下流でトラックの運転席部分が見つかっていますが、運転手の姿は確認できていません。本来ならワイヤーなどで運転席を引き寄せるのですが、ほとんど砂とも思える脆弱地盤のため重機の安定が期待できません。また硫化水素の発生も止まらず、救助隊の安全確保が難しいことから『断念』に至ったということです》(社会部記者談)



更に、救助隊を悩ませているのが『あふれる下水』だ。
この下水道管は近隣12市町120万人の生活排水、工場排水が集約される大規模な下水道管のため流れる水量も多く、陥没穴の壁面土砂を崩してしまい、設置したスロープを崩してしまう恐れすらあるという。

《下水の流入量を減らすことが急務ですが、2月4日に埼玉県の大野元裕知事が12市町の住民に、午後2時から午後5時まで排水量を減らすように求めたところ明らかな効果は認められませんでした。そのため現在は簡易パイプでバイパスを作り下水道菅への流入を減らしていますが、救助関係者からは『断水をお願いして、排水を完全に遮断するしかない』といった声すら聞こえてきます》(前出・社会部記者談)

         
森田弘昭日本大学教授

こうしたなか、埼玉県が設置した『復旧工法検討委員会』の森田弘昭委員長(日本大学教授・下水道工学)が、破損した下水道管について《工法次第では『本格的な復旧まで急いでも3年程度かかるだろう!
 とのとの見解を示した》、…と共同通信社が報じたことで、住民の不安が高まっている。

《日常的に節水は心がけています。隣の草加市では入浴施設やスポーツクラブで客や会員に連日、『節水の呼びかけ』をしています。
八潮市内でも飲食店が食器をまとめ洗いするなどしていますが、それが3年も続くと思うと…、
本管が復旧するまでは別の場所に仮の下水道管を作るのでしょうが、大型のものをどこに作るのか? 住民にとっては不安しかありません》、…(八潮市住民談)

                                            

次々と降り掛かる難題が!〜、
       救助と復旧を阻んでいる!・・・
トラックの運転手の安否は絶望的あり、救出作業は停止しとなった。

元々、湿地帯、葦の原だった地域を埋め立て造成された土地であり、直径5メートルもある下水道管が破裂すれば、凄まじい水圧で周辺の土砂が流され、穴があっと!言う間に拡大し手が付けられない状態となる。
軟弱な地盤故に、重機の設置も迅速にはできず、…
復旧作業、運転手の救出作業が計画通りに進まず、難渋の末に救出は断念。単なる陥没事故が痛ましい事故へと変貌してしまいました。

『復旧工法検討委員会』の森田弘昭委員長(日本大学教授・下水道工学)は!〜、
の完全復旧には3年余の時間がかかる!との見解を表明している!・・・驚きです。

八潮市周辺は、元々暴れ川の利根川が太古の昔、毎年雪解け、台風が齎す豪雨で大洪水を定期的に発生させ広大な関東平野を作られた。故に地下は砂が主体で言ってみれば浮き砂のようである。
直径5メートルもある!巨大下水管が破裂すれば短時間で土砂が流され穴が拡大し、地下にインスタントで急流を伴った川が造成されて仕舞う。

下水管破裂を考慮して随所に水門を築き、破裂と同時に水門を閉じる様な機構になっておれば、八潮市の陥没事故の被害は最小に抑えられたかもしれません!。
勿論トラックの運転手さんの命も救われたでしょう。

日本の右肩上がりの経済成長で、日本全国津々浦々までに、住宅地が造成されインフラが行き渡り地中には上下水道管、通信ケーブル、ガス管など埋め込まれた。
中には50年を超え老朽化したインフラもある。
今後、下水管破裂事故は増えるでしょう。
各地方自治体は地政学的な観点を踏まえて、定期的な検査システムを作り、予防的な予算を組まねばならないでしょう。

参考記事:

■《【八潮市陥没事故】県検討委員会専門家の「復旧まで3年」

  発言に周辺住民は驚愕…トラック運転手の救出は「断念」》:

https://smart-flash.jp/sociopolitics/329353/

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