2025年2月16日日曜日

F-35、遅延と性能問題の改善に失敗:主要なソフトウェアの欠陥は依然として残る!…

米国防総省の運用試験評価局長(DOT&E)の年次報告書は、F-35第5世代戦闘機プログラムが、大幅に遅れている技術更新第3版(TR-3)のハードウェアおよびソフトウェア標準に機体をアップグレードする上で、継続的な困難に直面していることを浮き彫りにしている。
この問題は以前にも戦闘機の納入停止につながり、…
プログラムに大きな混乱をもたらし続けている。


       アメリカ海兵隊 F-35B
 

2023年12月、TR-3のアップグレード!〜、
   2024年7月までに完了すると発表されたが、
  この既に大幅に遅れている期限は過ぎてしまった!・・・


F-35のプログラム執行責任者であるマイケル・シュミット空軍中将は以前、『ハードウェア設計の成熟度』の問題がTR-3規格でF-35を製造するために必要な部品の製造歩留まりを低下させていると強調していたが、生産施設に何百もの機体が積み上がるのを避けるために、TR-3規格に満たないF-35の就役を認めるよう働きかけ、成功した。

然し、完全なソフトウェアがなければ!〜、
      戦闘機は訓練にしか使用できない。!・・・
最新の報告書で、DOT&Eオフィスはソフトウェアの問題に関して、…《F-35プログラムは欠陥に対処し、新しい機能を追加するように設計されたソフトウェアの開発とテストのスケジュールとパフォーマンスのタイムラインを満たすことに改善が見られなかった》、… と述べ、運用テストは2026年まで開始されない可能性が高いと述べた。

   テキサス州フォートワースでの F-35 生産

TR-3ソフトウェアはF-35が高強度作戦を遂行するために不可欠であり、その運用開始が遅れると、世界中のステルス戦闘機隊の戦闘能力に大きな影響が及ぶ。

この問題は特に北東アジアで深刻で!〜、
支那のライバルである第5世代戦闘機J-20は、問題の兆候が殆ど無く、徐々に高性能なソフトウェアを統合している!・・・

TR-3ソフトウェア自体は、F-35をブロック4標準に導く為の足がかりに過ぎず、当初は2020年代半ばに達成される予定だったが、2030年代初頭に延期された。

F-35の重要なアップグレードに関する問題は、DOT&Eレポートで強調された唯一の問題ではなく、さらに、F-35は当初の能力開発文書で設定された基準を《引き続き満たしていない!。航空機の適合性基準の改善と改善の維持は困難である》、…と指摘している。
更に、戦闘機クラスのスペアパーツの入手可能性が非常に低い主な原因となっているスペアパーツの入手可能性を高める事の重要性も強調した。

                                           


参考文献で述べられているように!〜、
この問題は北東アジアには深刻であり、支那の5世代ステルス戦闘機の脅威を払拭できません。
TR-3ソフトウェアのアップグレードが成功しなければ、F-35は実戦では使い物にならない恐れは十分にあります。
支那は既に第6世代の戦闘機の開発、試作に成功し、実証試験の段階です。
今まで戦闘機では最先端を走っていた米国が、今では支那の後塵を拝している有り様です。
台湾及び日本は核兵器も保有せず、有事の際は為す術もない状況に追い込まれて仕舞います。
これも、平和ボケの惰眠から一向に覚めない日本の悲劇!と言えるでしょう。

参考文献:

■【F-35 Fails to Improve on Delays and Performance Issues: Key Software Deficiencies Persist】:

https://militarywatchmagazine.com/article/f35-fails-improve-delays-performance-issues-software-deficiencies

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