2021年12月7日火曜日

世界で唯一『泥棒が存在しない』ルーマニア・エイベンタール村!・・・

日本法務省によれば!〜、
近年の日本における犯罪発生件数は
     一貫して減少傾向にある!・・・

平成8年以降、刑法犯は戦後最少を毎年更新し続け!〜
令和元年には年間74万8,559件(前年比8.4%減)となった!・・・

 しかしテクノロジーの進歩やSNSの普及など、さまざまな変化から人々にとって犯罪は以前よりも身近な出来事となり、体感治安は下がる一方と言っていいだろう。
 また、1995年のオウム真理教事件をはじめ猟奇的少年犯罪、最近でも新幹線放火殺人、小田急刺傷、先の京王線事件など、社会を揺るがすような重大犯罪は多数発生してきた。

そして海外に目を向ければテロと紛争、世界的不況!〜、
 極めつけは全世界を巻き込むコロナ禍!と、統計上は日本の治安が良くなったと
はいえ、我々の心は疲弊し切っているのが実情である!・・・

 このような時代にあり、時に何もかもが嫌になるような、そんな感覚に陥る人もいるかもしれない。しかし、人間とはどんな時でも自他の尊厳を守ることができるはずだ。以下、2018年8月の記事を再掲致します。

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■ 平和な暮らしの始まりはパンを買う代金だった!?:

 ヨーロッパに位置するルーマニア西部の緑に囲まれたエイベンタールは1827年に村として設立して以来、主にチェコ民族が暮らすのどかな村だ。
 実はこの村はルーマニア国内にとどまらず、世界からも注目を浴びる
『泥棒のいない村』なのだ。


                  世界で唯一「泥棒が存在しない」エイベンタール村とは? 20年も犯罪なし… 悪人ゼロ民族の秘密=ルーマニアの画像1
山間の小さな村、エイベンタール 画像は「Wikimedia Commons」より
エイベンタール村には必要がないという理由から警察署がない!〜、
セルビアとブルガリアの国境に近いメヘディンチ県の中にあるエイベンタール村は
ルーマニア国境の犯罪発生率において全国平均を大きく下回り、人々は互いを尊重
し合い、穏やかに暮らすことで知られている!・・・
 1960年代から80年代にかけてのチャウシェスク独裁政権の下、苦しい生活を強いられていたルーマニアだが1989年に起きた革命以降、国民の暮らしは大きく変わった。
もちろんエイベンタール村でもその変化は見られた。
 
 革命後間もなく、村にあった唯一の商店が閉店すると村人たちは20キロ離れた別の村から1日おきに来るパン屋のトラックを見逃さないよう常に自宅で待機するようになってしまったという。1996年頃、村人の1人が袋にメモとパンの代金を入れて通りに置くようになり、他の住民もそれに続いたのが事の始まりだった。

パンを積んだトラックの運転手は袋の中から代金を取り出し!〜、
  メモに記されただけのパンと釣銭を入れて街頭の柱や住宅の
      フェンスに袋を戻して去って行く!・・・
この20年の間にパンの代金や購入済みのパンが盗まれたことは一度もないという。
また、村の外からパンの代金を盗みにやって来るにしてもエイベンタール村までの
ガソリン代の方が高くつくと住民たちは考えているようである。

     世界で唯一「泥棒が存在しない」エイベンタール村とは? 20年も犯罪なし… 悪人ゼロ民族の秘密=ルーマニアの画像2パンの代         金が入った袋を下げに来た女性 「Oddity Central」の記事より
 村の住民に話を聞いてみると『私はいつも4~5個のパンを買います。
袋を置いていくけれどこれまでにパンや代金が無くなったことは一度もありません』と語る。また別の住民は『朝、袋を置いて農作業に出かけるんだけど夕方に戻って来て袋を見るといつもパンとおつりがきちんと入っているんだ』と話す。

■「敷地にだって入りません」秩序を守り暮らす人々:

 さらに、この村では窃盗がないだけではない。住民たちは互いの家を行き来する際も、招かれない限り庭にすら踏み込まない。用事があれば家の門の前から声をかけ、家主の応答がない時はその場を去るのだ。互いの領域を尊重する姿勢が表れている。

 この村で祭司を務めるヴァクラヴ・マセク氏は地元紙の取材に対して『私はガレージの中にさまざまな物を保管していますが、ガレージのドアは開けたままにしていることが多いです。しかし13年間務める中で、私のガレージだけではなくこの村の中で物が盗まれたことは一度もありません。エイベンタール村はチェコ民族の村の中で最も文明的な場所です』と語る。

 また村長のビクター・ドスコイル氏は「私たちは何か必要な物がある時は盗むのではなく、他人に使っても良いか尋ねるよう教えられてきました。これまで悪事を働く人がいないのは喜ばしいことです」とフランスメディアの取材に応えている。

日本でも財布を落としたら交番にそのまま届けられていた話が多いように、エイベンタール村の人々と同じ心を持つ人が日本には多くいる。
残念ながら、近来は外国人、特に特亜からの外国人の流入で日本列島は犯罪が多発して以前のような穏やかな気風が消えつつある。
日本国再生を願いながらも、その願いは消えつつある日本といえるでしょう。

参考文献:

■【世界で唯一「泥棒が存在しない」エイベンタール村とは? 20年も犯罪なし… “悪人ゼロ民族”の秘密=ルーマニア】:

https://tocana.jp/2021/12/post_224792_entry.html


参考:「Oddity Central」、ほか


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