2023年5月24日水曜日

学習能力が抜群のロシア軍 逸早く電子戦システムを構築 多大な戦果を上げている!

■【毎月1万機のウクライナ無人機がロシアの
   電子戦システムにより撃墜=英国人専門家】:

       https://sputniknews.jp/20230524/16068763.html



英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)は、ロシアの電子戦システムが撃墜するウクライナの無人機の台数は毎月約1万機に上るとするレポートを発表した。計算では毎日300基のドローンが撃ち落とされていることになる。情報分析ポータル「ビジネスインサイダー」が報じた。

 レポートによると、ロシアは約1200キロに戦線沿い約10キロ毎にロシア領内へ6~7キロ入った位置に大型の電子戦システムを配備している。システムは主にドローンを無力化するために設計されている。
RUSIによれば、無線偵察ステーションや無人機ハッキング装置の「シポーヴニクAERO」といったロシアの最新システムは検出しにくい上、他のシグナルを模倣することができる。電子戦システムは敵のナビゲーションシステムを妨害するなど、ドローン撃墜のための複雑な機能をもっている。

 報告書にはどの型のドローンが撃墜され、それが全体のどの程度の割合で占めているかは明記されていないものの、ドローン専門家のジェームズ・パットン・ロジャース氏はビジネスインサイダー に対し、失われた無人機のほとんどは「監視に使われる比較的安い小型の商用タイプ」と語っている。

 また、ロジャーズ氏は数値は「おそらく水増しされている」としながらも、ロシアの電子戦システムがドローンの頻繁な使用に対抗するためにいかに効果的になったかを強調していると評価している。

ロシアは西側陣営とは大きく異なり!~、

       学習能力が抜群ですねえ!・・・ 

ウクライ軍が西側から有り余るドローンを提供され、ウクライナ紛争当初はドローン攻撃で大きな戦果を上げていた。

然し、ロシアは約1200キロに戦線沿い約10キロ毎にロシア領内へ6~7キロ入った位置に大型の電子戦システムを配備している。

システムは主にドローンを無力化するために設計されたシステム。

電子戦の様相を呈してきた『ロシア⇔西側陣営』のウクライナ戦線での戦闘、ロシアは逸早く電子戦に対応するシステムを構築した事は

驚愕に値するでしょう。



■【英国特殊部隊 ウクライナ他の

        作戦に秘密裡に参加=マスコミ】:

       https://sputniknews.jp/20230524/16068387.html



 英国の非営利団体「アクション・オン・アームド・バイオレンス(AOAV)」は英国の特殊部隊が2011年から世界19カ国の作戦に参加していた事実を公表した。ガーディアン紙がAOAVグループの調査報告書を引用して報じた。

 AOAVは英国の特殊空挺部隊(SAS)、特殊舟艇部隊(SBS)、特殊偵察連隊(SRR)が、英国首相と国防長官の命を受けて様々な国や地域に繰り返し派遣され、「ハイリスクのミッション」を遂行していたと報告した。特殊部隊の派遣先は、フィリピン、エストニア、フランス、リビア、パキスタンのほか、ウクライナ、ロシアなどだったことが明らかにされている。

 英軍の特殊部隊が最も活躍したのはシリアで、2012年に反体制勢力の「支援」を目的に2012年に現地入りしている。最近では、2023年4月、スーダンでの戦闘開始後、外交官とその家族の救出に従事していた。

英国も米国と同じ穴の狢!ですね!。

今や落魄れて!~

  嘗ての大英帝国の面影は全くない!・・・

米国の旗振り役!で特殊部隊を海外に派遣しては米国の機嫌をとっている哀れな存在に成り下がりました。

哀れなものです。


■【【解説】ウクライナに供与されるF-16 

   この戦闘機ができることは何?

     ウクライナ政府が要請したのはなぜ?】:

       https://sputniknews.jp/20230523/f-16--16067070.html



 ジョー・バイデン米大統領は広島G7サミット開催時に、ウクライナのゼレンスキー大統領に対し、ウクライナ人パイロットに米国製の第4世代戦闘機「F-16」の操縦訓練を行う計画について説明した。ロシア政府はこの動きを非難し、軍事戦略においてこれらの措置を「考慮に入れる」と警告した。スプートニクは、ここ最近で最も議論されているF-16の特徴についてお伝えする。

 ウクライナへのF-16供与の可能性に関する詳細は、依然として不明瞭な状況だ。バイデン政権は、米国自身が供与するかどうかについての情報を提供しておらず、イタリアやポーランドなど北大西洋条約機構(NATO)の主要加盟国のいくつかは供与しないことをすでに表明している。
 メディアはウクライナ政府が中東の米国の顧客からF-16を譲り受ける可能性を否定的に報じているが、中東では同機が欧州全体よりも多く配備されている。推定125機のF-16を保有しているデンマーク、ノルウェー、ベルギー、オランダは、新たな米国製の戦闘機「F-35」を納入するスペースを確保するために、ウクライナに「寄付」する可能性がある。

 EUのジョセップ・ボレル外相は、ポーランドを含む多くの国々が、ウクライナ人パイロットに対するF-16の操縦訓練を開始したと明らかにした。米国メディアが入手した米空軍の報告書によると、訓練に要する期間は約4カ月で、これは想定されていた18カ月を大幅に下回ることになる。

F-16は1974年の生産開始してから、総計で4604機がジネラルダイナミック社に依って生産され、海外24カ国に配備されています。

米国は最新型のF-16を供与するのか?甚だ疑問です。

たった4ヶ月でウクライナパイロットを育成できるのか?

お手並拝見となるようです。

欧州各国は恐らく、旧式のF-16を在庫一掃としてウクライに供与するでしょう。

 ■【ウクライナに対する

 スウェーデン人の助言に露大使館が皮肉な対応】:

       https://sputniknews.jp/20230523/16065220.html



これに対し、ロシア大使館はコメントの中で、「ビルト氏は、当時の2つの重要な出来事についてはまったく触れていない。それは1704年にロシア軍がナルヴァを制圧したこと、そして1709年にはカール12世の軍はポルタヴァの戦いで大敗を喫し、スウェーデン王国の衰退の始まりとなったことである。つまり、スウェーデンは1700年に一戦闘では勝利したが、最終的には敗戦した」と指摘した。

 またビルト氏は記事の中で、ウクライナは反撃を引き延ばしてはならないとしている。ビルト氏は、1943年にドイツ軍があまりにも長く待機したため、その間に赤軍が自らの拠点を強化し、結果的にドイツはクールスクの戦いで敗北したと述べている。
 ロシア大使館はこれについては、まったくその通りだとして、「よ 知られているように、ウクライナ政権はナチズムの信奉者である」と指摘した。
 加えて、ロシア大使館の声明には、「ウクライナがカール12世やナチス・ドイツから何を学ぶべきかという問題に戻るなら、スウェーデンやドイツの軍は、我が無敵の国に敗北したということを今一度、思い出してもらいたい」と記され、「我々からの助言は、300年前の考えを持ち出す不幸な執筆者は、今後、もっと的確な歴史的事実を例に挙げるべきだということだ」と締めくくられている。

ロシアの歴史を交えても皮肉な対応は見事ですね。
スエーデンは反駁する事はできないでしょう。


■【露軍、アルチョモフスクで第二次世界大戦以降、

   最大の激戦を制した=米元上院議員】:

       https://sputniknews.jp/20230523/16064562.html



 米バージニア州選出の元上院議員リチャード・ブラック氏は、スプートニク通信からの取材に対し、アルチョモフスク( ウクライナ名:バフムート)を解放したロシア軍は第二次世界大戦以降、欧州で最大となる戦闘を制したと述べた。

 ブラック氏は、アルチョモフスクをめぐる攻防戦は激戦だったとし、「ロシアは第二次世界大戦後、ヨーロッパで最大規模の戦闘に勝利した」と指摘。「欧米のメディアは今のところ、ウクライナの敗北を認めようとしていないが、ウクライナのゼレンスキー大統領は大量の人員と兵器の損害を受け、都市を喪失した」と 語った。

米国の元上院議員からこれ程までに見識高い意見が発せられるのは
珍しい事です。バフムートの陥落は歴史に残る!とまで言い切るのは
驚きです。
バフムートはウクライナ軍にとっては要衝の地であり!〜、
ドネツク州攻撃への兵站が集中されており、これがロシア軍に制圧された事は、期待されている大規模反転攻撃は困難になるでしょう。


■【ウクライナ軍パイロットのF-16訓練 

        NATO元高官は効果を疑問視】:

       https://sputniknews.jp/20230523/f-16nato-16061996.html




 ウクライナのF-16戦闘機パイロットが4ヶ月の訓練で身に着けられる任務について、NATOの元高官のピエール・アンロー氏はせいぜい地上部隊の支援と爆撃くらいだとスプートニクからの取材に語った。


NATOでは、ウクライナのパイロットは4ヶ月で訓練を終えるというのが公式見解であり、しかもそれには少なくとも2~3ヶ月はかかるはずの英語訓練は考慮されていない。極めて短期間で集中的な訓練の後、パイロットは全く違う航空機に乗り換えなければならず、ロシア空軍との接触を慎重に避けながらできる任務は地上支援と爆撃に限定されるだろう〛、・・・

 アンロー氏の話では、欧米の空軍ではパイロットの訓練に3年から5年をかけるが、戦時中は2年半まで期間の短縮が進むこともある。
アンロー氏は経験の浅いウクライナ人パイロットがF-16に乗り組んだ場合、パイロットに犠牲者が出ることは避けられないという。

 アンロー氏は「リニューアルされたウクライナ空軍」の準備態勢の完了は9月以前には無理であり、それまで待つのは「ウクライナ軍の反撃攻勢には遅すぎるため、ウクライナ軍は本格的な航空支援なしに反撃に出ざるを得ない」と付け加えた。

NATO元高官は!~、

 ウクライナ軍パイロットの

  F-16訓練には疑問を呈している!・・・

たった4ヶ月間の訓練では戦闘機を自在には操縦できない事は、専門家でなくても分かる事です。

バイデンが広島G7軍事サミットで、今までウクライナにF-16の供与をしぶっていたのが、唐突の供与とパイロット訓練を宣言したのは、それだけウクライナの配色が濃く、焦りが原因でしょう。

バイデンの言葉などは羽毛の如く軽い。

マトモな戦略からは程遠く、脊髄反射(感情的)の言動は国際社会は物笑いの種!となっている。日本以外では。


■【米国は現実を直視すべき時が来た。

   軍事的手段でロシアに勝利を

       収める事は不可能=米退役中佐】:

       https://sputniknews.jp/20230522/16056709.html



 米政府は、ウクライナ軍がロシア軍に決定的な勝利を収めることはできないという事実に基づいて、ウクライナでの戦略を計画すべきだ。米陸軍の退役中佐ダニエル・デイビス氏が、米国人記者でブロガーのスティーブン・ガードナー氏とのインタビューでこのように語った。さらにデイビス氏は、米国は自国と北大西洋条約機構(NATO)のことを一番に考える必要があり、その点でウクライナは優先順位の3番目に位置するものに過ぎないとの考えを示している。

 デイビス氏は、「紛争地域で展開されている軍事的現実を認識するならば、ロシアに対して軍事的勝利を収めることは不可能であることが分かる」と述べた。

 「ウクライナが反攻を開始し、クリミアに脅威を与えるという極めてあり得ないシナリオを想定しても、ロシアが戦術核兵器を使用して報復しない可能性は非常に低いため、検討する価値はない」と説明している。同氏は、もしロシアが本当に負け始めたら、ロシアが核兵器を使う可能性が急激に高くなることは間違いないとみている。
 しかしこのシナリオには誰も興味を示してはいない。なぜなら、そのような事態は全人類の破局を招くからである。

 米政府が主張する「ウクライナは勝つ」「米国は必要な限り支援する」というのは、実際の状況とは全く関係ない、とデイビス氏は強調している。つまり、1000キロもの長さになるウクライナの戦線に、エイブラムス戦車、ブラッドレー歩兵戦闘車、ストライカー装甲車などを供与し、そして今後も供与していく最新装備の数に重要性な意味はない。さらに同氏は、米政府がウクライナに与える武器や弾薬が増えれば増えるほど、米国が自国を守る手段は少なくなると指摘した。

しかし、もしウクライナに軍事的な勝利への道がないのなら、なぜウクライナ政権を助けるためにこれほど多くの資金と武器を使うのか、とデイビス氏は問いかけている。
 同氏によると、米国は、世界における自国の地位の強化とNATOの同盟国を守るために、実際に成功を収めることができるような新しい戦略を考案する必要がある。
 同氏は、「結局のところ、この2つが優先事項だ。我々はもちろんウクライナを助けることはできるが、それは優先順位において3番目に位置し、1番目でも2番目でもない。
 1番目と2番目は米国とNATO。我々はNATOにコミットしているからだ」と結論付けている。

 これよりも前、スプートニクは、ロシア軍がウクライナで効果的な戦略を実施したことで、ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国、ザポリージャ州、ヘルソン州の領土を解放できただけでなく、
ウクライナ軍による反攻が成功するというNATOの将軍らの希望をも打ち砕いたと報じた。

これはまた、凄い発言が米軍退役中佐から飛び出しましたねぇ!。

元米軍中佐の発言だけに重みがあり、無視はできません。

理理路整然!、怜悧にウクライナ戦線を見詰め的確に指摘している。

バイデン大統領!、国防長官は耳を傾けるべきですが、

無視し無謀な『ロシア⇔米国主導の西側陣営』の戦争を継続するでしょう。




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