2023年5月29日月曜日

軍需産業大国の米国に陰り サウジアラビアが支那のJ-10戦闘機など購入協議中!・・・

サウジアラビア!〜、
支那製J-10C戦闘機、無人機、防空ミサイルの
      獲得に向けた協議中!・・・

       Chinese J-10C Fighter and HQ-17 Battery
   支那J-10C戦闘機とHQ-17
短距離防空ミサイルシステム

サウジアラビアと支那は、
    中東の大国の首都リャドで!〜、
J-10C戦闘機の売却の可能性をめぐって協議していると、情報機関Tactical Reportの報告で報じられた。

サウジアラビアはまた!〜、
◼︎トラック発射型無人機『Sky Saker FX80』
◼︎垂直離着陸型無人機『CR500』
◼︎浮遊弾『Cruise Dragon 5 and 10』
◼︎短距離防空システム『HQ-17』

その他の支那製の兵器獲得に関心を持っていると伝えられている。

これらの報道は、サウジアラビアが北京との戦略的関係を包括的に強化し続け、石油の元売りへの動き、通信ネットワークにおけるファーウェイの5Gインフラの広範な使用、サウジの防衛ニーズに応えるためのドローン工場の共同開発プロジェクトの2022年の開始などを含むものです。

米国とその西側パートナーからの武器禁輸の脅威と、西側諸国への安価な石油販売を促進するための石油生産政策の変更という高い圧力に直面しているサウジ当局は、いかなる禁輸も支那製装備品の取得で迅速に対応することができると一貫して警告してきた。

世界最大の武器輸入国であるこの重要な
    サウジアラビア市場を失う事は!〜、
欧米の防衛産業の利益にとって大きな打撃となり、支那が主要な武器輸出国として徐々に台頭していく上で大きな画期的な出来事となりうる!・・・

            CR500 Drones

支那は、過去10年間で、米国やロシアとの軍事装備の性能差を大きく埋めてきたため、武器輸出のポートフォリオを急速に拡大することがますます期待されているが、… その価格競争力は世界で最も高いと考えられていいる。
支那は自国の空軍用の戦闘機を他国よりもはるかに高い割合で購入しており、同国の防衛部門は米国に次いで第2位であるが、… その差は米国の輸出プロファイルがはるかに大きいことが主因である。

2016年に空軍に初めて納入されたJ-20戦闘機!〜、
 高度な第5世代ステルス性能と、アメリカのF-35に匹敵する
 アビオニクス(航空機に搭載され飛行のために使用される
 電子機器)を備えている!・・・

J-10Cは2018年に就役した『4+世代』の戦闘機!〜、
 支那のニーズと2021年からパキスタンにも輸出する為に
     非常に大規模に生産されている!・・・
この戦闘機は、複合材料、アビオニクス、同じ種類の武器へのアクセスなど、J-10の為に開発された技術から大きな恩恵を享受している。

     FC-31 第5世代戦闘機プロトタイプ

J-10Cは、F-35と並ぶ世界一高性能な単発戦闘機と言われている。
 F-35の高度なステルス機能はありませんが、遥かに高い稼働率、
低いメンテナンスニーズ、高い信頼性、目視および目視外範囲での交戦の為の優れたクラスの空対空ミサイルを利用できるなどの利点を持有している。
 この戦闘機は、演習で非常に強いパフォーマンスを発揮し、J-16やロシアのSu-35など、2倍の大きさの航空機と模擬戦闘を行い、目を見張るような性能を披露した。
 J-10Cは、10年以内に退役する予定のヨーロッパ製トルネード戦闘機に取って代わる可能性がある。

サウジアラビアはまた、支那のFC-31戦闘機の獲得に強い関心を示していると広く報じられている。

FC-31戦闘機!〜、
J-20よりも軽量な第5世代機で、10年半ば頃に就航し、
 1980年代に米国が供給したF-15戦闘機の艦隊を置き換える
     可能性があると予想されている!・・・

サウジアラビアの支那製航空機への関心は、アラブ首長国連邦が2021年に支那製のL-15戦闘機トレーナーを発注した後、北京との戦略的関係が強化され続ける中で、安全保障を欧米諸国に依存しない動きが始まったと見なされるようになった。
 パキスタン向けに製造されたJ-10Cと同様に、これらの戦闘機は、中国のより充実した工業能力により、欧米のメーカーが同等のハードウェアを供給するのに要する時間の数分の一で納入することが可能。

参考文献:
■【Saudi Arabia in Talks to Acquire Chinese J-10C Fighters, Drones and Air Defences - Reports 】:

https://militarywatchmagazine.com/article/saudi-china-j10c-drone-classes



米国は軍需産業大国の名を!〜、
 長年の間欲しい儘にして来た!・・・
欧州!、日本!、英連邦!、中近東!、アジア諸国(支那は除く)に亘り、兵器を売り捌き莫大な利益を上げていた事は衆目が認める処である。
それが、ウクライ紛争を発端に、その潮の目が変わり始めた。
米国の兵器を買い付けていたサウジアラビアが、米国製から支那製兵器の購入に動き始めた。

その原因を探ると!〜、
★ ウクライナ戦線で米兵器は
   目覚ましい戦果を上げては居ない!・・・

★ バイデン大統領のグリーン政策!・・・
 (化石燃料の排斥)でエネルギー企業を狙い撃ちし
 た事でサウジアラビを激怒させ、今や米国と
  サウジアラビは犬猿の仲となった!・・・
 米国が憎み、サウジと仇敵であったイランとの
     関係が正常化となった!・・・

サウジアラビアは米国だけではなくて、欧州の軍需産業の最大の市場である。
その最大の市場が支那製の兵器購入へと移行する事は、西側諸国は打撃を受ける事は必定となる。

どうも、バイデン大統領が遮二無二に開始したウクライナ支援は、裏目となったようです。


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