■【「誰がいつ望んだ?」大阪万博の次は 「横浜花博」市の予算は1年で7倍、
市議も危惧する「赤字に税金投入の可能性も」】:
社会・政治 投稿日:2024.04.30 06:00FLASH編集部:
横浜花博PRの公式アンバサダーには!〜、
芦田愛菜が就任している!・・・
会場建設費の総額が、資材価格や人件費の高騰により、当初想定の1.9倍となる最大2350億円まで膨らみ、問題視されている「2025大阪・関西万博」。
吉村洋文大阪府知事は「万博は国家事業」と言い切り、批判をかわそうとしているが、2027年3~9月に「米軍上瀬谷通信施設跡地(神奈川県横浜市瀬谷区・旭区)」で開催される「2027横浜国際園芸博覧会(花博)」でも、同様の問題が持ちあがっている。
花博は、万博協会で会長を務める経団連会長の十倉雅和氏が代表理事(会長)になった『公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会』が運営組織となり、園芸文化の普及や花と緑のあふれる暮らし、地域・経済の創造や社会的な課題解決への貢献を目的に、国際園芸家協会(AIPH)の認定を受けて開催される、国際的な博覧会だ。
日本では1990年に大阪で、アジア初となる最高クラスの「A1」で実施されて以来、2度めの開催となる。協会は、有料来場者数を1000万人以上と見込んでいる。
同協会のホームページによると、会場建設費として320億円が計上され、財源は国が3分の1、神奈川県と横浜市が3分の1、民間が3分の1を負担する。また、博覧会運営費は360億円を予定している。この財源は、入場料と営業権利などで賄うとある。
「しかしこの『会場建設費』が、大阪万博と同じように当初予算から大幅に増えています。当初予算は240億円でしたが、2021年4月20日の『横浜市議会建築・都市整備・道路委員会』で、80億円増額の320億円になる試算が報告されたのです。
内訳は、電子チケットや入退場管理など情報通信基盤に30億円、屋根付きの休憩所の設置、感染症や暑さ対策に10億円、セキュリティー整備に10億円、さらに物価変動などを勘案した工事費の上振れで30億円が増えたということです。大阪万博とまったく同じ経緯です」(週刊誌記者)
しかも今後、さらに増額される可能性が高いというのだ。市議会などで花博問題を指摘してきた、横浜市議会議員の井上さくら氏に聞いた。
「まず指摘したいのは、花博協会の事業発注書が非公開のため、国民が発注内容を見られないことです。協会は『公文書ではない』という理由で情報公開請求制度の対象外にしています。そのため、私たち市議会議員も、協会ホームページの『入札情報』を見るしか方法はありません。まさにブラックボックスなのです」
たとえば「公式マスコットキャラクター策定支援業務」。地球儀を模したようなマスコットはすでに完成しているが、契約文書に「マスコットおよびその愛称にかかる知的財産権の確認及び申請手続き等の業務、選考委員・デザイナーとの契約に関する業務については、別途業務委託を行う」とあり、概算や支出の根拠などは書かれていないことから費用の膨張が心配される。
「そして、横浜市は市独自の予算として『機運醸成』や『広報』を組んでいます。これらのほかに、会場建設費や協会への負担金など、市は総額で令和5年度に約7億4000万円の予算を組みました。これが、令和6年度には約51億円と、わずか1年で7倍にも膨れ上がっているのです。
人件費や材料費は上昇していますし、イベントなので小さな予算から始まり、徐々に額が大きくなるということがあるかと思います。
ですが、これは税金です。市民からも『おかしい』という意見が出ています。さらに今後も、この額で収まらない可能性が高いのです」(井上氏)
井上氏は「最終的に、花博は赤字になると思います。そのときの方策は、何ひとつ決まっていません。最終的には税金を投入することになるのではないでしょうか」と危惧する。
SNSにも
《誰がいつのぞんだのでしょうね。
イベント 税金でやることは こんなことかな?》
《東京五輪もどんどん予算が増えて5倍になった。万博も増加中。
横浜花博も増えている。そもそも、やる必要あるか?》
《要するに現在進行形で予算が膨張中の
大阪万博と同じ未来を辿るって事なんだよね》
など、批判の声があがっていた。
この国は、何度同じことが起きても、
学ぼうとしないのか……。
( SmartFLASH )
国際的なイベント‼〜、
万博、オリンピック、花博!・・・SNSに寄せられたコメントのように、誰がいつ望んだのでしょうね。
開催決定する事にたいして誰が決定権を有しているのか?。決定する前に自治体の人々が参加できる公聴会で意見を集めてから『政・官・民』がきめるのか?
そんな事は聞いた事はないので、自治体の首長なのでしょう。
既に、国際イベントの開催は、『政・官・財』の利権と化した、住民を無視したものと化している!といえるでしょう。
ネット空間(ニュース掲示板)に寄せられたコメント:
■ 前回の大阪万博は、日本人の海外旅行の黎明期に行われたため、多くの日本人にとっては世界と触れる機会として大いに盛り上がりましたが、現代は少し貯めれば気軽に海外旅行ができます。
今回、万博が全国的に盛り上がっていないのは、このような時代背景が関係しているのではないかと考えていますし、今後もよほど魅力的な企画でなければ箱モノの成功は無いのではないでしょうか。
関東に住んでいますが、花に特別な興味がない私は、花博の開催は今日初めて知りましたね。
■ 必要性からして謎。
税金を投入するなら、きちんと領収証や見積もりが出せないお金を払うのは国民を馬鹿にしている。
既に開催決定し、覆せないなら新しく会場を作るのではなく、横浜アリーナ等の既存の施設を活用して開催を模索するべきでは?横浜にはスタジアムや体育館等の開催可能な施設が沢山あるのではと思います。オリンピックのように会場を分散させて、周遊を促してもいいのでは?
莫大な予算をかけて新しく会場を作っても、その後の利活用も含めた採算が取れる施設でなければ意味がないと思います。それなら、既存施設をしっかりと活用して費用を減らす努力をすべき。
■ 横浜市は結構良い所だけど、例えば横浜駅だけでも東西連絡の混雑や乗り換えの不便さ、ビル間の障壁による連携不足や動線の不備、バスターミナルなどのエスカレーター未設置、平面移動への配慮不足など様々な問題点がある。
毎日の事だから一つでも直ったらどんなに嬉しいでしょう。
今は人工物で人を集めるより、地道に一つずつ改善すべき時でしょう。
■ 税金が安いのなら、大いにやってと言いたいところだけど、収入の半分を召し上げられる現状をみれば、他に使い道があるでしょうといいたい。この国のGDPはまもなくインドにも抜かれて5位に落ちるのが確実視されています。
もはや経済劣等国です。イベントごとに大金を注ぎ込む余力があるなら経済対策や物価対策へ回して欲しい。
■ 東京在住ですが、恥ずかしながら横浜花博は開催されることすら、この記事で初めて知りました。
この手の公的な博覧会等の大規模イベントの当初予算は、まずは開催の理解を得るためにわざと低く組んでおいて、開催決定後に膨れ上がるのが常態化していますね。
日本は残念ながら財政的に余裕がない国になってしまった以上、これからは博覧会というコンテンツ自体の開催意義や必要性も含めて、より慎重に開催するかどうかを決めていく事が大切な税金を効果的に使うという当たり前の事を実践する上で、とても重要だと思います。
■ 昔の娯楽が少ない時代ならまだしも、今はネットなどで自分で見つける時代。こういうことに巨額の税金を使って、庶民の理解を得られるとでも思っているのか。
やるなら、全額、大企業の内部留保を投入すればいいのでは。
■ 横浜園芸博のために、会場を流れる川は暗渠になります。
周辺地域に残された畑や林などの緑地は細分化され、コンクリートで固められた住宅になっています。
パチモノの園芸博のため、実際の緑はどんどん失われています。ブラックジョークだとしか思えません。
実際、我が家の周辺では、住宅地開発のために側溝が雨水を処理しきれずに、にわか雨でも道路が冠水しています。
■ 国体、万博、経済成長期に行うものです。体育館を建てたり、パビリオンを建てたり、地域活性化につながったことでしょう。
今は、体育館を新しく作る体力はないと思います。 人口減少社会の中、大きな体育館を作ってもそれは借金を増やし、地域の団体が無料で使うだけです。今は、日本全体で災害復旧などに全力を尽くすことに集中すべき時だと思います。
■ 横浜も決して財政が潤沢な訳でも無い。
市職員は優秀だが市長は全く仕事出来ない。
コロナの専門家として選挙では大々的に街宣活動してたがコロナに対して何もしなかった。今もどんな政策を実行してるか市民は誰もわからない。花博の他に今年は春節も協賛してかなりの予算を使っていたが横浜市内の中国人向けで日本人には関係ない。
インバウンドも中国、台湾は来るかも知れないが欧米人は鎌倉や箱根に行く。横浜市民は早く任期ご終わるのを願っている。
■ 国民の税金を湯水のように使って、経団連会長の十倉雅和氏はそこまでして勲章が欲しいのですか?名誉欲が溢れかえっていますね。そんなに開催したいならば十倉氏の出身母体である住友化学が開催費用を負担すれば良いでしょう。
関西大阪万博がこれだけ大問題になっているのに、さらに万博をというのは狂気の沙汰としか思えません。マスメディアは厳しい追求をするべきでしょう。
それぞれに秀逸なコメントで満ち溢れています。 見識高く、イベントの問題点を鋭くついており、反駁の余地はなく、共感を覚えます。
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