2024年4月26日金曜日

未婚中高年男性の哀歌 死亡率既婚男性の2.8倍‼・・・

■【未婚中高年男性の死亡率は、
          既婚男性の2.8倍も高い】:
                 

     単身男性は食生活が乱れやすく、
  好きな食べ物ばかり食べる固食にもなりがち

<死因別の比較で見ると、特に未婚男性の比率が高いのは肺炎や糖尿病、高血圧、腎不全>

未婚化に歯止めがかからず、2020年時点の男性の生涯未婚率は25%を超えた(『国勢調査』)。4人に1人が生涯結婚することなく独り身で暮らす、ということだ。家族がいないことによる孤独に加え、食生活も乱れやすくなる。孤食はもちろん、自分の好きなものばかりを食べる「固食」にもなりがちだ。


厚労省の『人口動態統計』を見ると、筆者くらいの中年男性の死亡率は既婚者よりも未婚者で高い。未婚の男性は、不健康な食生活になりやすいためだろう。細かい死因別の死亡者数を比較すると、この推測が確からしく思えてくる。 

 『人口動態統計』には、主な死因の年間死亡者薄が配偶関係別に出ている。45~64歳の男性を未婚者と有配偶者に分けて、主要死因の死亡者数を取り出すと<表1>のようになる。未婚者とは、一度も結婚したことがない人をいう。

<表1>
死亡者の総数(一番下)は未婚者が2万4624人、有配偶者が2万8258人となっている。後者のほうがベース人口の上で多数なのだから当然だ。
しかし死因別に見ると、「未婚者>有配偶者」のものが多い。肺炎の死亡者数は未婚者が750人、有配偶者が288人。糖尿病や高血圧疾患による死亡者数も、未婚者は有配偶者の倍以上だ。ベース人口の差を考慮すると、未婚者がこれらの病で命を落とす確率は、有配偶者よりだいぶ高いことになる。

2020年の『国勢調査』によると、同年10月時点の45~64歳男性(日本人)の未婚者は347万3234人、有配偶者は1103万8376人。よって、トータルの死亡率は以下のようになる。ベース人口10万人あたりの死亡者数だ。

▽未婚者=2万4624人/347万3234人=709.0人 ▽有配偶者=2万8258人/1103万8376人=256.0人 同じ中高年男性でも、未婚者の死亡率は有配偶者の2.8倍にもなる。死因別に見ると、この倍率はもっと大きい。<表1>の各死因の死亡者数をベース人口で割った死亡率にし、「未婚者/有配偶者」の倍率が大きい順に並べると、<表2>のようになる。 <表2>
肺炎による死亡率は未婚者が21.6、有配偶者が2.6で、前者は後者の8.3倍にもなる。糖尿病は7.5倍、高血圧は6.8倍、腎不全も6.4倍もの差が出ている。 肺炎はタバコ、糖尿病は甘いもの(脂っこいもの)、高血圧や腎不全は塩分の摂り過ぎだろう。こういう習癖に陥りやすいのは、食を「他律」されることがない未婚者だろう。同居の家族がいない独り暮らしの人は、とくに注意を要する。 だがそもそも、未婚者には低学歴・低収入といった不利な属性の人が多く、安価なジャンクフード等に依存せざるを得ない、という実態もある。アメリカでは、社会経済的地位による「健康格差」が問題化しているが、多かれ少なかれ日本も同じだろう。 前回の記事(「休日に全く食事を取らない(取れない)人が過去25年で倍増している」)では、ご飯を食べられない国民が増えている現実を示した。奢侈品を除く食品については、消費税率を下げる(撤廃する)ことも考えなければならないだろう。
本記事では中高年男性のデータを見たが、この人たちは学校で家庭科を学んでいない。未婚の単身者となると、食生活が乱れやすいのも当然だ。中高の家庭科が男女共修になって久しいものの、この教科の学習が蔑ろになっていることはないか(とくに男子)。ここで示したような健康格差があることを踏まえ、食に対する生徒の関心を高めていく必要がある。 <資料:厚労省『人口動態統計』(2020年)、     総務省『国勢調査』(2020年)>


                                          


未婚男性の死亡率が高い事は、以前から流布されていた事で、何を今更!と驚く事ではありませんが、詳細が発表されると、現今の日本の風潮が国体衰退を象徴しているのには愕然とせざるを得ません‼・・・

やはり、自公政権の失政が大きな要因であることは否定できません!。


2020年 生涯未婚率の都道府県別ランキング(男性):

1990年代初頭にバブル崩壊後の歴代政権が齎した氷河時代を契機に爆発的に増加しています。
女性より男性が遥かに多い事は意外でした、ブログ管理人の知人、友人、親戚周辺では男性より女性が大いにで、驚きました。

2020年 生涯未婚率の都道府県別ランキング(男性):
2020年 生涯未婚率の都道府県別ランキング(女性):


世界主要国の未婚率は比較のしようがありません。
特に米欧は同性婚が多く、日本とは事情が異なるので比較する意味が全くありません。
然し、特亜の未婚率は日本より高い!と言われています。


データーは古いもので、現在は変わっていると思いますが参考までにアップ致しました。


ヤフー・ジャパンニュースの掲示板に寄せられたコメントを抜粋して紹介致します。

■ 男性の孤独死って、地域との繋がりがないのも原因って言いますよね。最近は、地域の交流館や集会所で、昼間に家で過ごしているご年配の方や、赤ちゃんや入園前の小さいお子さんを抱えている人達が、おしゃべりするとか、健康のための体操や太極拳、ヨガ教室を行っているところもありますが、少ないとか参加者が少ないために、こういうサークルが解散する地域もあります。
 女性でも年を取れば、外出が億劫になる方もいらっしゃるので、難しいですね。いずれにしても、家の近所で誰かに出逢ったら、挨拶をするとか、声をかけられたらにこやかな対応、近所でなくても、困っている人がいるなら親切にする、大丈夫ですか?とか、どうなさいました?などの声かけも必要です。
  男性は、照れくささもあって、難しいんですかね?

 「肺炎による死亡率は未婚者が21.6、有配偶者が2.6で、前者は後者の8.3倍にもなる。糖尿病は7.5倍、高血圧は6.8倍、腎不全も6.4倍もの差が出ている。」
このデータもそうだが、未婚中年男性という広い括りで見ても、生活習慣(特に食生活)が健康に大きくかかわっているのは間違いない。 肺炎はタバコや免疫の衰え、糖尿病は糖分や塩分の過剰摂取、高血圧は肥満や塩分の過剰摂取、腎不全は糖尿病による併発が主な原因。 食生活を律する者が自分のみで、好きな物ばかり食べていれば、健康バランスを損なうのは当然。 未婚中高年男性でも更にいくつかの分類が出来る。特に病気になりやすいのは、未婚・低収入・食習慣が適当・一人暮らし、これらが揃った者。 未婚の中高年だからと言って、皆が皆死にやすくなるわけではない。食事や体型維持に気を配ってる者や、親と同居など、自分以外に身近な人が居れば、健康を維持しやすい。

 自分が死ぬと困る人がいないと頑張って生きようと思わないもんね。自分も子どもができたから頑張って生きてるけど、生まれるまでは旦那に看取って欲しい、長生きしなくていいって言ってたな。
いざある程度健康になろうと思うと、本当に家庭科の知識は重要。
 学生時代は軽視されてるし、管理栄養士を取得できる大学の偏差値も割と低かったりするけど、実生活では数学より家庭科の方がだいぶ重要だよなと思います。

■ 結婚はコスパが悪いっていいますが、孤独感であったり、病気のリスクであったり、老後の介護であったり、コスパだけで評価できない部分もありますからね。
確かに結婚して子どもができると、経済負担、時間の制約、家事・育児の労力は独身時よりも間違いなく増えます。 ですが、子どもの成長やそれに伴うライフイベントが起きることなんかが、日々の目標や生き甲斐になっているんじゃないでしょうか。

 死亡率が高くても「だから何」って感じですが。
長く生きるか短く生きるかは本人の問題だし、周りがどうこう言う問題じゃありませんが。自分だって独身ですよ。
 車椅子の障害者なので結婚とか子供はとっくにあきらめましたし、友人そのものはいますが皆仕事の異動などで遠くへ行ってしまい家庭持ちなので、あまり連絡が取れてない状況ですね。
 それに、どこか行くとしてもバリアフリー対応などの問題もあってなかなか誘えないので専ら一人行動ですが、かといって別に困ってないし、そもそも本題に戻って自分は別に自殺する気はありませんがかといって長生きする気もないので、やりたいようにやるだけですね。

■ 家庭科を学んでいないから料理ができないって言うのは関係ない。しかも今の家庭科は調理実習がほとんどない。
 料理って時間がかかるし面倒なんだよな。作ってもらえることはありがたいことだ。健康に気を使わないのなら外食でもいいだろう。

 アラフィフの知り合い夫婦が今月離婚に向けて協議しています。旦那はモラハラタイプなものの、ナルシスト型で営業の仕事はまずまずでき収入もそこそこるだが、浮気も数回するタイプの男のため、嫁さんが愛想尽かしてもう居たくないと。
女性は少ない収入ながら仕事をしていて、大学生の息子を連れて出ていくとしたが、不思議だったのは旦那が当初は離婚を拒んでいました。 妻側が賃貸を探すほど現実的になった時点で、流石に諦めて財産分与の協議に応じだした。 前置きが長くなったが、男からしても冷めきった家庭でも1人になりよりはマシだと思ったのではないだろうか。 やっぱり家庭と奥さんを大事にしないと、ダメだなと痛感しています。

■ これの関連で女性は未婚の方が長生きってあるけどあれって数字のトリックだと思うんですよね。
配偶関係別の死亡年齢って、有配偶・未婚・死別・離別って分かれています。 男女の平均寿命を考えると女性の方が平均的に長生きなんだから、
普通に考えれば女性は死別のカテゴリに入る方が多いはずなんですよね。 そうなると有配偶の死亡年齢って男性より早死にの方のみ抽出した形になるんだから未婚より死亡年齢が若くなるのは当然じゃない?と思う。

 本人の意識次第かと。アメリカと一緒で高収入の意識高い系独身男性は運動や食事にも気を遣い、多分寿命も伸びるだろうし、でも大半は結婚できない低収入の男が多いだろうから、栄養の偏ったコンビニや外食が多くなり、その結果生活習慣病にかかり寿命が短い。
そこら辺を会社の健康診断などで集中的に食事指導などしていけば、罹患率や死亡率を減らせるかも。
 女性は独身でも美と健康の意識が高いから、逆に夫婦のストレスがなくて長生きするって聞くし。

■ 独身男性の寿命の特筆した短さは興味深いですね。
「死亡中央値」で言うと、有配偶男性の81歳に対し、独身男性は68歳です。 今どき60代なら、まだ老人というのもはばかられるほどピンピンしてるのに、独身男性はそこで半分は死んでるんです。  やはり生活習慣を叱ってくれる妻がいないことが大きいのでしょうかね。もう一つ、男性は守るものがないと存在価値を失ってしまい、淋しく死んでいくしかないのかなと思います。 一方女性は、独身でも有配偶でも関係なく、長い寿命を全うします。 男性は守ってるつもりかもしれませんが、実は女性にとってはあんまり関係ないという、悲しい事実…笑


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