2022年4月10日日曜日

ウクライナの紛争の背景にあるもの!

米国はロシアと3面戦争をしている!〜、
その重要性と、米国が主導する世界秩序に与えるであろう
影響について、順に説明しよう!・・・

一つは、ウクライナの現場で起きている軍事戦争。
そして、CNNのような西側メディアやTwitterのようなソーシャルメディア上で行われているプロパガンダ戦争である。

最後に、最も重要なことは、第二次世界大戦後、世界を支配してきた米国主導の権力構造の破壊を加速させるかもしれない経済戦争である。

   


ウクライナで軍事衝突が拡大する可能性があるのは!〜、
 現在まで米国によって扇動され、永続させられてきたからである!・・・
スティンガー!/ジャベリンミサイル!/スイッチブレード無人機!、などの武器やその他の物資が際限なくウクライナに供与され増え続け、・・・ 何年にもわたる密かな軍事訓練や米国と欧州のその支援者による情報支援がなければ、ウクライナでの軍事衝突がこれほど迄に長く続くことはなかったであろう。

それどころか、範な破壊!〜、人命の損失〜!、難民危機の増大!などの、米国の介入によって直接かつ不可避的に引き起こされているのである。
しかし、これほど悲劇的なことはないが、地政学的な観点からは、軍事戦争が最も重要でない。

軍事戦争と同時に行われるのが!〜、
       プロパガンダ戦争である!・・・
CNNをはじめとするアメリカ政府の企業メディアの速記者が主導して、2つの角度から攻撃を仕掛けている。

第一は:
✦ ロシアのウクライナでの軍事作戦はいわれのない攻撃であり、
       失敗しているとする攻撃である!・・・

しかし、どちらも真実ではない。第一の攻撃経路については、ジョージ・ケナン、ヘンリー・キッシンジャー、ジョン・ミアシャイマーが、ウクライナにおけるロシアのレッドラインを越えてはならないと警告している。

第2は:
 攻撃のベクトルは、アメリカとその西ヨーロッパの支援者たちはロシアに
  対して不可分の同盟を結んでおり、世界はこれらのいわゆる自由の
     擁護者たちとともに立っている、というものだ!・・・

第二の攻撃ベクトルについて、無視あるいは軽視されているのは、米国主導の対ロ制裁を支持しない国の数である。
これらの国には、支那だけでなく、インド、イラン、その他いくつかの地政学的に重要な国が含まれており、… 実際、OPEC加盟国から南アジア、アフリカ、さらにはラテンアメリカに至るまで、ロシアには西側メディアが伝えている以上に多くの友人がいるのである。

 第3は:
 経済的な戦争につながるのだが、
    これが最も大きな意味を持つと考えられる!・・・

ロシアに課された制裁は前例のないもので!〜、
 プーチン大統領に衝撃と畏怖を与えて服従させる事を意図している。
 しかし、それらは意図したようには機能しておらず、世界秩序における米国の優位性の破壊を加速させるかもしれない力を動かしている。

バラク・オバマ大統領(当時)がジョー・バイデンについて語ったとされる言葉、Never underestimate Joe's ability to eff things up (物事を効率化するジョーの能力を過小評価してはいけない!)を思い起こさせるのだ。
具体的には、ロシアの中央銀行の資産を凍結することで、世界に示した。
然し、オバマが評価したバイデンの能力は見事に裏目となっている。

 米国は、4年の大統領選挙サイクルに左右されて180度の政策転換を行う事がで可能であり、… 信頼できない政治主体であるだけでなく、世界の金融システムに対するその管理能力が疑わしいだけでなく、今や明らかに信頼できないものである事を示した。
ロシアがエネルギーのルーブル払いを要求しているのは!〜、
    ドル離れの始まりに過ぎないのかもしれない!・・・
ドル覇権の喪失は、米国にとって破滅的であると同時に、世界の他の多くの
        国々にとっては喜ばしい事となる。

     欧州は2021年にロシアから!〜、
5兆5千億立方フィートの天然ガスを輸入した!・・・

これらの供給が途絶え、さらに大幅な値上げとなれば、特に年が明けて寒さが戻れば、欧州にとって悲惨な事態となる。

そしてこれは、米国主導の対ロシア連合の結束を取り返しのつかない形で打ち砕く地震断層となるかもしれない。
 具体的には、ドイツはアメリカの 『リーダーシップ !』の下ではなく、ロシアと協調した方が経済的に良いのではないかと公然と議論する可能性がある。

繰り返すが、米国主導の制裁は!〜、
ウクライナ紛争を扇動して解決しようとした以上に、
  最終的に米国の利益を損なう可能性のある
    力(魑魅魍魎)を解き放ったのである!・・・
詰まりパンドラの箱を開ける結果となるかも知れないのである。

まとめると、ロシアがこの3つの戦争に負けるとは全く思えないのである。実際、米国が引き起こした今回の紛争も、過去のベトナム、アフガニスタン、イラクのような戦略的敗北になる可能性が指摘されている。

ウクライナの紛争は、米国にとって!〜、
   遥かに長期的な損害を齎すものに
    なるかも知れません!!・・・



参考文献:

■【What’s Really Behind Conflict in Ukraine】:

https://madpatriotnews.com/whats-really-behind-conflict-in-ukraine/



0 件のコメント: