2023年8月22日火曜日

神奈川パチンコ店の火災 パチンコ嫌いは喜ぶべきか?同情すべきか?

 【100台以上被害のパチンコ店駐車場火災、
  火元の補償責任は『なし』のケースも 
        根拠は明治期制定の法律】:

https://www.sankei.com/article/20230821-REHRWYDSYBB4JGGEKB33BT7ZDU/?utm_source=newsletter&utm_medium=20230821&utm_campaign=20230821&utm_content=news


産経新聞(2023/8/21 配信):

煙が上がるパチンコ店の立体駐車場=8月20日午後4時26分、神奈川県厚木市

神奈川県厚木市のパチンコ店「マルハン厚木北店」の立体駐車場で8月20日に起きた火災では、駐車場内の100台以上の乗用車が被害にあった。この火災で注目されるのが、乗用車の「補償」がどうなるのかという点だ。
 明治時代に制定された法律により、失火の場合には重大な過失がない限り火元側の責任が問われることはなく、損害保険代理店の関係者も「火元側が補償することは、ほぼないだろう」と指摘する。

 火災が起きたのは、20日午後2時45分ごろ。同店の立体駐車場(鉄筋コンクリート2階建て)の2階に駐車中の車両から火が出ているのを利用者の男性が発見した。けが人はいなかったが、100台以上の乗用車が焼ける被害に見舞われた。

民法709条では「故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う」としている。
 しかし、明治32年に制定された「失火ノ責任ニ関スル法律」(失火責任法)は「民法第七百九条ノ規定ハ失火ノ場合ニハ之ヲ適用セス但シ失火者ニ重大ナル過失アリタルトキハ此ノ限ニ在ラス」と明記。つまり、失火の場合には民法709条は適用されず、重大な過失があった場合には「その限りではない」という内容だ。

 損害保険代理店の関係者は「失火責任法での規定により、火元側が補償するケースはほとんどない」と指摘。ただ、「今回の火災の原因が、仮に放火などの重大な過失があった場合には(容疑者に対し)補償が請求される可能性はあるのでは」との見方も示す。

一方で、「個々のドライバーが車両保険に加入している場合、補償の範囲内で(補償額は)カバーはされるだろう」(関係者)としている。

                                          


この事象に関してネット空間
ヤフージャパンコメント欄)に現在まで!〜、
  246件のコメントが投降されています!・・・
それらを抜粋して以下に列記いたします。

 この件に関して、「保険で新車」とありましたが違いますよー。
 車両保険は経年劣化などが差し引かれ満額は不可能です。 
 下手すると何万円くらいの保障しか出ない事もある。
  決して保険が万全では無い事を知る事です。 
 保険会社は出来るだけ保障費を削る事が第一なんです。
  夢夢完全なる保障なんて事無いですよー。 
  進める時は上手い事ばかり並べるが、いざ、
   使うとなると大変な努力と頭脳が必要です。

このコメントは注目を集め!〜、
20件のコメントが寄せられています!・・・
それらを数件をご紹介いたします。

 今の保険会社なら、新車特約もちろん新車で購入後最初の3年だったはずですが、その時に決めた車両価格の分だけは、何ら減額されず出ます。特約ですので付けていればですが。
  通常の車両保険でも、今回の火災では、基本全損扱いでしょう。
 なら、保険時の契約で付けた価格は出ますよ。
 今どちらの保険会社も価格協定付きですから、仮に間違って車両保険を大きく付けても確か3カ月以内に保険者から通知がない限りその金額が出ますが、逆に300万円の価値のある車両に150万円しか入っていないと比例填補と言って、75万円しか払ってもらえないので、保険者が決めた金額に基本素直にそのまま入ることです。
   価格協定付きですから、
     入っている1年間はその金額で補償されます。

■ こういった立体駐車場には、消防法によって、防火設備が義務付けられています。 たとえば、時々誤作動を起こしてニュースになる泡消火設備やスプリンクラー設備のことです。 これが、作動していなかったのであれば、その事によるパチンコ店の過失があるのではないかと思います。

■ パチンコ客は車は焼け、パチンコで負けていたら踏んだり
 蹴ったり。法律によればパチンコ店側の責任はほぼないらしい。
   自車の補償保険に入っていれば
       少しは補償金は還ってくるでしょうが。

■ 比例填補に言及されているコメントおかしくないですか?
 火災による全損の場合の話ですよね? 
 (保険額の範囲内で)実損額分が出ないのは分損の場合なので、
 300万の価値の車を150万で契約して、150万相当の損害(50%分損)
 なら保険金75万ですが、全損(損害300万)なら50%の150万出ます
 よ。そうじゃなかったら150万という数字の意味は?

■ よくまあ、これだけデタラメ内容書けますな、
 保険契約時に決めた車両保険金額までは出ますよ、
 但し中途半端な火災の場合(一部焼失)なら全額出ないかも・・
 ネットで車両保険不要論を言う方いますが、
         こういう場合は泣きますね・・

■ 現場確認してきましたー。
 3Fは熱により床面変形しており、火災時の熱の影響がみられます。
  3F車両の搬出は容易にできないのではないか、と推測します。
  こういう場合の初期消火って難しくて、他人の車両に対して消火器や消火栓から放水出来ないよなーって思います。 
 一時バズったAEDの女性への適用と同じで、善意でやったとしても
 逆に訴訟起こされたりする可能性があるので、119番通報して
  自身の安全を確保するのが最も合理的なのではないかと。

■ 車両保険に加入している人であれば 年間金額の高いオールリスク
 タイプでも、車同士の事故に限定されるエコノミータイプでも 
 「火災」「爆発」「盗難」「竜巻」「洪水」「飛来中の物体」など
 の 損害対しても 保険金が下りる ただし 車の残存価値は毎年 
 下がっていくので新車から7~8年ほど 経つと全損でも2~30万円程
 度しか下りない その態度の金額では 同程度の中古車はとても買え
 ないし 使えば翌年以降の無事故割引率もダウンするので年間保険料
 は上がる 車両保険に入っていれば安心という事では決してない

■ よく見るタイプの駐車場だと思うけど、こういう駐車場って
 スプリンクラーとか消火器とか備わってないのかな? 消火設備が
 あったとしても、あっという間に100台以上も焼けちゃうもの?
 マウイの火事でも避難で渋滞中の車が次々に爆発したって聞いて
 驚いたけど、車が密集してる所での火事って怖いですね。
    酷暑の影響もあるなら、余計に怖い。

切がりがないので、この辺で打ち切ります。
最良の対策は、此のようなパチンコ店には行かない事です。

0 件のコメント: