https://news.yahoo.co.jp/articles/97ce6407736505ab1f7aaa3a1c36cc5fb5b43ab1?page=2
プレミアム特集「人生を変える学び直し」第1回は経済学者の竹中平蔵氏が日本の惨状を憂う。今後日本が再び輝くために、今日本人に必要な意識改革とは何だろうかーー。
➤ 日本人の給料が上がらない当然の理由:
ドル建て日経平均は280ドル台まで上がった2021年には遠く及ばず、やっと230ドルを突破したような状況です。
日本の経済や日本の企業が海外投資家に「良い」と判断されている面も若干はあるかもしれませんが、そもそも「安いから買っている」という面は否定できません。これは必ずしもポジティブな評価ではありません。
なぜ日本経済はポジティブに評価されないのか。
日本人は勉強熱心だと思われていますが、実はOECDの先進国において大学進学率は決して高くありません。
なぜ日本経済はポジティブに評価されないのか。
それは今、日本では高い付加価値が生み出せていないからです。
これはつまり、GDPが上がっていない、生産性が高まっていないということです。生産性があがれば人々の給料もあがります。それが「活力ある経済で」すが、残念ながらその実現はできていないのです。
その理由の一つに、今の世界を引っ張っている「無形資産」に対する投資が十分行われていないことがあげられます。
無形資産には3つのカテゴリーがあり、①コンピューテッドアセット(データベースやソフトウェアなど)、②R&D(研究開発)です。ここまでは日本もそこそこやっているのですが、問題は③エコノミックコンピタンシーが十分に行われていないことです。これは具体的には組織変更・人的資本に対する投資になります。
➤ 日本人は「勉強熱心」ではない:
それに加え、日本人は大学で勉強しなくても卒業できることになってしまっている。これでは人的資本蓄積できません。
その分、企業がオン・ザ・ジョブ・トレーニンング(OJT、現任訓練)でこれまで補ってきました。
OJTにはいい面もあります。
年功序列・終身雇用組織において重要視される企業へのロイヤルティーが高まる上、先輩から後輩に対して技術の伝授ができます。
しかし今企業に求められているのは、AIやブロックチェ ーンなど先輩から後輩に教えることができない技術です。
たしかにこれまでも度々技術革新は世界で起きていました。その度に日本は、その技術キャッチアップして、それを精錬し、日本の強みにしてきました。しかし今はその技術がジャンプする時代です。これほど技術がジャンプする時代というのはこれまでなかったのです。だから第四次産業革命といわれています。
そこから新しいものが生まれてこなくてはいけないのですが、その機能を大学は果たしていません。そのため人材の劣化が起きているのです。日本人はこのことを認めたくないとは思いますが……。
そういう人材劣化に目をつむってきた結果、気づけば日本経済は自動車一本足打法、それもトヨタ一本足打法となり、それでいて貿易赤字の国となってしまったのです。経済はもう詰んでしまったのです。
それでも日本人は勘違いしている。
自分たちは「すごく勤勉で、貯蓄して、教育熱心で~」と思っているかもしれませんが、全部統計的に間違っている。製造業の労働時間はアメリカよりも短く、貯蓄率も高くない。
教育についても前述の通り大学の進学率も低く、クオリティーも低い。授業料の安さに現れています。
家計における教育費も塾にかけるお金が増えているだけなのですね。
(竹中 平蔵談)
(竹中 平蔵談)
ヤフージャパンが取り上げて配信!・・・
その記事のコメント欄には、竹中平蔵に対する非難のコメントが満ち溢れて現在、1223件のコメントが投稿されています。
それらを抜粋して以下に列記致します。
■ まじめに働いても最賃しかもらえない労働環境を整備したご本人がよくもまあこんなこと言えるなと思います・・・。企業に都合よくピンハネされて労働の正当な対価をもらえなくしたことが日本経済の最大の失敗ですよ・・・派遣会社に時給1,600円支払っても労働者には1,000円しか行かないんだから・・・机の上で仕事場へ行くように指示出してストレスも肉体労働もしないのが1/3以上ピンハネ。目の前の事しか考えない聞こえのいい労働環境は間違いなく日本を貧しくしました。
■ これに関しては同じ様に感じる事があります。答えだけ分かればいいって言う人が本当に増えている。
答えを導き出す過程にこそ意味があると思うのですが。
自分は製造業ですが資格試験などでも過去問丸暗記で合格しようという人が多い。意味は分かっていないが答えは知っている。
その知識は現場では全くと言っていいほど活かされていない。
誰でも検索して知らない事でも知識を借りることはできる時代になってよりロジカルシンキングの大事さを感じます。
■ この記事を読んで、その通りと思った人は、自分の頭で考えていない人だと思う。生産性を上げるとか日本人の能力云々と言う話は、殆ど関係ないと思って間違えないです。
例えば、生産性を10%上げて価値を高めた製品を提供したとします。 国内競争では、他社より有利となりますが、その市場のパイが成長していなければパイの奪い合いとなり、安売りの体力勝負に最終的にはなってしまいます。
ここ30年近くGDPが殆ど増えていない日本では、パイの増加はありません。生産性を上げてもGDPは増えないし、安売りデフレ要因にしかなりません。
海外との競争で海外需要を取り込んで見ると生産性を10%上げても為替が通貨高に振れれば生産性の向上が帳消しとなってしまいます。 生産性向上の前にGDPが増えないと効果が出ないという事です。GDPを上げるにはどうしたら良いかというと国内の民間消費を上げる必要があります。続く。
■ 性質上高い付加価値を生み出すのが難しい仕事も多いことを竹中氏は理解していない。
看護や介護、地域の交通機関や物流、ゴミの収集、建設現場など、生活に密着した仕事は、工夫の余地は少ないが国民生活に不可欠なものだ。派遣制度の導入で、そうした現場で働く人々の賃金が低く抑えられており、生活が苦しくなった人も多い。
その原因を作った張本人が自分であることを、まずは自覚すべき。
■ 日本の給与水準は過去30年間横這いのままで各種税金、社会保険料が増え物価が高騰し可処分所得は減り続けています。
残念ながらもはや先進国ではなく後進国と言わざるおえない状況です。そんな状況で子供を大学に進学させられる家庭はどの位の割合でしょうか???日本の平均年収443万円で大学の授業料を払えますか?都市部ならまだしも近くに大学の無い地方出身者は一人暮らし費用など諸々の費用が必要で4年間で2000万円を超えるケースも珍しくありません。
働けど働けど生活は豊かにならない今の状況を作り出した張本人のうちの一人が竹中平蔵氏だと思いますが、、。このままでは日本に明るい未来は訪れません。今後海外移住も検討する必要があるかもしれませんね。
■ これからのAI分野や医療科学の基礎研究分野も諸外国と比べ人材教育の老化で半導体メーカーのように凋落の一途を辿ってほしくない。そして隠れた人材を見つける、育てる仕組みが平等思想が強い日本からは生まれにくいのだろうが、義務教育以外に人材育成する仕組みと環境を国や自治体でつくって貰いたい。
そして日本で生まれた人材を資源として新たな産業を生み出し日本経済をリードしてほしい
■ 『しかし今はその技術がジャンプする時代です。これほど技術がジャンプする時代というのはこれまでなかったのです。』↑
こういうことは少なくとも60年位前からいつでも言われていること。今が特別な時代ということはない。
人生に必要なことは全て20代の正社員経験で学ぶ、 という日本の常識は全く揺らいでいない。
この常識を分かっていない竹中さんが正社員を減らす政策を実行して、その結果、日本の教育水準を引き下げたことの責任を感じるべきだと思う。
■ 竹中氏は、「日本人を不安定で低所得な雇用形態で安く使い倒す道を開いた」 当事者だと、私は認識しております。
私自身は、団塊ジュニア氷河期世代ではありますが、 辛うじて正規雇用の職を得ました。 ギリギリなんとかなった感はあります。
一方就職活動中の息子。 旧帝大卒の私より、よほど勉強し、勉強以外の活動も励み、 学業以外のコミュニケーション能力や情報収集能力も求められ。 それでも私や夫の就活より大変そうです。
今の若い方は、劣化してますか? 普通に学び頑張ってきたのに正規雇用にたどり着けないのは、 劣化しているからですか? あなたの功罪の、罪の部分に目を向けることなく、 「日本人が劣化した」などと、どうして言えるのですか? 自分の業績を、客観的に評価してほしい。 久しぶりに、心底不快で腹立たしい記事でした。
■ ロジカルシンキングして話をしても竹中さんみたいな人が屁理屈を付けて話を曲げたりするのを体験して来て来る若者はロジカルシンキングを使用とは思わないでしよ!
学校だってロジカルに考えたら校則がおかしいって事はたくさんあるのに変える事はしないでしょ!
どうやってロジカルに考える人が育つ土壌があるというのか?
もっと想像力と言うか周りをみて。
自らしてきた事も思い返してから話してほしい
■ ロジカルシンキングってどのレベルかな。
ジャニーズ、ビッグモーターのような会見と対応がまかり通ってしまう。 きちんとした論点の積み重ねがなくいつまでも話が堂々巡りになる。 理系の頭の良い大学出てても志位委員長のような考えを持っている人もいるし、三浦瑠麗氏のような人もいる。
ものすごく厳密で高度で専門的な世界でのロジカルシンキングでなければ、なんだかわかっていて歪めているか、無意識的に自分たちの思いたくて都合の良いように歪めているように思うんだね。
竹中平蔵氏も同じ部類のような気もするけど。
■ 国家百年の計であるべき学術研究や教育に対する予算を削減し続け、国の柱であるべき研究教育機関を、目先の成果や効率を理由に削減し続け、国の機関から独立行政法人化してきた政治家や官僚の思考のなさを嘆きます。
今までの日本がノーベル賞などそれなりの成果があったのは、それ以前の何十年にもわたる学術の蓄積があったからゆえです。
いまの目先の成果を追いかけるものにしか予算が回ってこない、人の確保もできない思考では、日本の衰退は目に見えていました。
竹中平蔵など国の中枢にいてそういった主張をしたのでしょうか?
■ 竹中平蔵さんは成田先生とひろゆきとの討論で「老害は早めにポジションを後進に譲るべきだ」という意見に賛成しているのにも関わらず、成田先生に引退を勧められると「私は老害ではない。
後進は譲らない」と言うような非ロジカルな考えの持ち主です。
今の高齢化した議員による政治を見てもわかるように高齢の方々が非ロジカルに社会を運営しているのが問題なのだと思います。
ブログ管理人の見解などは
全く必要はありません!・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿