先日7月17日、期限を迎えた『穀物合意』で設定されていた海上人道回廊は、これまで度々ウクライナによって、ロシアの軍民インフラに対するテロ攻撃や武器密売に利用されてきた。
ロシアは17日、ウクライナ産穀物とロシア産農産物などの輸出を定めた『穀物合意』について、ロシア側が提示する延長の条件を西側諸国が履行しなかったため効力が停止したと発表した。
〚武器は民間船で運ばれた。ウクライナ当局か当局に近い者たちが中東やフランスへの武器転売のために、闇市場を積極的に利用していた。フランスでは、実際にウクライナから渡った武器が発見された。それらは元は西側諸国によってウクライナに供給されたものだった。彼らはこれらの兵器の一部を西側諸国へ逆輸入、またはアフリカ、中東に転売したのだ〛、・・・
ビクトル・リトフキン軍事専門家
世界の食料安全保障は問題が先鋭化した!・・・
両国ともに農業生産物の輸出大国に数えられるが、戦闘開始後は、穀物の港からの積み出しが難しくなった。
これを解決するためロシア、ウクライナ、トルコ、国連は2022年7月22日、穀物合意を締結。
合意はウクライナ産穀物を黒海を通って安全に輸送する『海上人道回廊』の設置とロシア産生産物と肥料への禁輸制裁の解除が目的だったが、… これが誠実に遂行されていない事にロシア外務省は憂慮を表し、西側諸国の合意違反を非難して来た。
➤ 軍事目的での利用:
ビクトル・リトフキン軍事専門家
また、ロシアの独立系軍事シンクタンク『軍事政治ジャーナリズムセンター』のボリス・ロジン氏は!〜、
ウクライナの無人機(ドローン)によるクリミヤ半島への攻撃の一部は安全が保証された海上人道回廊から行われたと指摘する!・・・
ボリス・ロジン軍事政治ジャーナリズムセンター・軍事専門家
露国防省は18日、ウクライナ側がテロ活動の拠点としていたオデッサの船舶修理工場に報復攻撃したと発表した。
➤ ロシアのオプション:
ロシアは西側諸国による露産肥料や農産物の輸出制限解除に関わる協定が履行されれば、直ちに「合意に戻る」としている。それがかなわない場合、黒海での防衛力を高めるために措置をとることになる。
リトフキン氏は考えられるオプションの1つとして、黒海北西海域全体を戦闘地域と宣言することを挙げた。そうなればロシア軍は・・・〚1隻たりとも、軍艦だけでなく民間船でも
そこへ行くことを許さないだろう〛、・・・と予測する。
この可能性は大いにありまね!。
そうなると、西側の兵器がウクライナに届かなくなります。
第2のオプションとして、オデッサとニコラエフの港を標的にし、その稼働を停止させる可能性を指摘している。理想的には2都市をウクライナの「バンデライト(バンデラ派の右翼)」政権から解放できれば、クリミア半島や黒海を航行するロシアの船舶の安全を守れるとリトフキン氏は説明した。
一方、専門家らは総じて、穀物合意の停止がロシアの特殊軍事作戦に劇的な変化をもたらすことにはならないと指摘。ロジン氏はドンバス、ザポリージャ方面での激しい戦闘が続くと予測し、『数ケ月以内に黒海北西部で大きな動きが起こる可能性は低い』としている。
第2のオプションとして、オデッサとニコラエフの港を標的にし、その稼働を停止させる可能性を指摘している。理想的には2都市をウクライナの「バンデライト(バンデラ派の右翼)」政権から解放できれば、クリミア半島や黒海を航行するロシアの船舶の安全を守れるとリトフキン氏は説明した。
一方、専門家らは総じて、穀物合意の停止がロシアの特殊軍事作戦に劇的な変化をもたらすことにはならないと指摘。ロジン氏はドンバス、ザポリージャ方面での激しい戦闘が続くと予測し、『数ケ月以内に黒海北西部で大きな動きが起こる可能性は低い』としている。
『穀物合意』を停止したのは当然ですね!・・・
米国や西側諸国、特に米国が合意を遵守する筈がなく、ミンクス合意が良い例です。
ミンクス合意を悪用して、米国!、ウクライナ!、NATOは、ウクライナで武力テロで親ロシア政府を転覆させ、東部ウクライのロシア系の国民の殺戮が始まりました。しかも虐殺に使った兵器は西側諸国製のおまけ付き。この間、NSTOは拡大はしない!とミンクス合意で確約していたのを破棄して拡大をし続けた。
西側諸国の合意とは!〜、
初めから遵守する気など毛頭ありません!・・・
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